『大人の科学』 真空エンジン
2007.6.30


 学研様より『大人の科学』 真空エンジンのキットをいただきました。喜び勇んで組み立てます。
 まずはいつも通り、全パーツを並べてチェック。欠品なし。


 シャーシはアルミダイキャストです。


 だいたい組み上がったエンジンとシャーシ。熱を持つせいか、はたまた設計者が凝り性なのか、ほとんどが金属パーツです。


 アルコールランプに点火して、エンジン始動。調整箇所は炎の位置ぐらいです。回転数は耳で聞いた感じ、200〜600rpmくらい。
 炎がシリンダーに吸い込まれているのがわかるでしょうか。別名"flame eater"とか"flame sucker"と呼ばれるゆえんです。


 弱々しいながら、自力走行します。かわいいです。
 なぜ弱々しいか、一概には言えないのですが、これは原理的におとなしいエンジンです。蒸気エンジン等と異なり、シリンダー内は環境の気圧以上にならない――つまり真空と1気圧の間でしか動きません。フライホイールの慣性で高温のガスを吸い込み、栓を閉じ、冷却にともなうガスの収縮によってピストンを戻す、というサイクルです。
 もし環境の気圧がもっと高ければ、もっと力強く回るでしょうか? たとえば金星の地表は90気圧ですから、放射性物質を熱源にした効率のいいローバーが作れるかもしれません。



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