バルドー博物館とチュニスの市場
2007.7.28


 チュニジアに来て7日め。夜行列車で早朝の首都チュニスに戻りました。開店したばかりのカフェに入ってカフェオレを一杯。こちらの角砂糖はこんな形です。
 入国直後に来たときは気がつきませんでしたが、南部を巡ってから再訪してみると、首都のカフェはローマン・アフリカの風格があります。人々も都会的で、地元女性の服装も開放的です。


 飛び込みでホテルに入って洗濯ものを片づけます。


 窓からの眺め。この旅を通して一度もテレビ・ラジオのある部屋に泊まりませんでしたが、テレビアンテナは一応ありました。しかし素子のゆがんだものばかり。現在、地上波放送は実施されているのでしょうか。


 大型のCSアンテナも見かけます。なお、このホテルはフロントの横に「テレビ視聴室」がありました。


 北アフリカを代表する考古学博物館といわれるバルドー博物館に行ってみました。路面電車で30分ほど。


 モザイク画がたくさん。


 同上。


 天井もすごい。展示はどれも壮麗なものでしたが、混雑していたのでほどほどに引き揚げました。


 帰り道、面白そうな市場を見かけたので路面電車を降り、一駅戻って探訪することに。ちょっと記憶があいまいなのですが、バブ・サアドゥーン(Bab Saadoun)駅だったと思います。


 金物系のジャンクがごろごろ。金物店で扱っているものは錠前、水道関係が多いです。


 リサイクルショップみたいな店もありました。
 おお、Apple IIcが!


 初期のMacが!


 さらに進むと、これぞアーケードというのか、アーチ型の屋根があったり。


 機織りをしている店。織っているのはカーペットでしょうか。


 スナックでサンドイッチを食べました。食べ応え満点ですが、サイズはこれが普通。肉はドネルケバブ(シャワールマ)スタイルのもの。


 食事しつつ、こどちゃポラで親睦をはかります。


 さらに市場を進むと、肉・野菜系になってきました。


 ディスプレイの美しいこと。紅白の玉葱?に囲まれているのは丈の短いオクラです。


 魚。アジでしょうか。鮮度よく売られています。


 獣肉。


 烏賊。
 さらに歩くとメディナ(旧市街)の北端、スイカ門広場に出ました。ここから東に向かい、リパブリック駅まで歩きました。


 道々買ったもの。これはオリーブ石鹸。


 キブラ・ファインダー。ムスリムがメッカの方位を知るための方位磁石。盤上に0〜390までの番号があります。付属の小冊子で自分がいる都市を検索して、都市ごとにある番号に磁針の北を合わせると、ミナレットのマークがメッカを指します。


 これは夕方に入ったメディナの中の店。観光客向けの安ピカ土産ばかりでつまらないなあ、と思いつつ流していたのですが、ここではスパイス類といっしょに琥珀などの鉱物系を扱っていたので足が止まりました。


 店の人が石のひとつにライターで火をつけてみせます。チュニジア特産のリン鉱石かな、と思ったのですが、帰国後に調べたらコーパル(copal resin、半化石樹脂)でした。琥珀の若いもので、ワニスの原料になります。


 値段を聞くと石を天秤に載せ、「380gだ。この石は10gで2Dだから……」と紙切れに書きながら計算してみせます(紙面左上)。
「76D? 論外ある」
 そう言って立ち去りかけると後ろからしがみついてきて、「40Dでいい」「日本人はすべて金持ちと思っているあるか?」「いや…」「ノー! アブソリュートリィ、ノー!」「では10Dで」「あなたはチュニスに住んでいるあるか? 私は遠い遠い日本に帰らないといけないある」「8Dで」「5Dなら」「7Dで」――と、値切り交渉もすっかり板につきました。結局6Dで購入。  


 市場に魚があったので、レストランで魚料理を注文してみました。「フィッシュ。焼くある」と言っただけですけど。でてきたのはたぶんボラのムニエルで、なかなか美味でした。

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