カフェで水煙管を一服
2007.7.22


 エミレーツ航空のエアバスA330でドバイからチュニスへ飛行中。スエズ運河が見えました。



 チュニス中心部の安宿に飛び込みで泊まりました。天井が高くて、5mくらいあったような。白壁にチュニジアン・ブルーの窓枠が素敵です。夜は蚊に悩まされましたけど。
 シャワー・洗面台つき、トイレは共用で宿泊料は一泊16D (D=ディナール≒100円)。


 窓の外は裏通り。車が四、五台停まっているあたりにカフェがありました。店の名前は Cafe Le Metropole 。
 チュニジアのカフェはどこも居心地良く、私は旅の間、毎日数回カフェに入っていました。コーヒー一杯0.5〜1D程度。日本の喫茶店は「家に上がり込む」感覚ですが、こちらのは「道端で立ち止まる」に近いです。


 行ってみると、男たちが水煙管(シーシャ)をくゆらしているではありませんか。これぞアラブ世界。実は水煙管など過去のものと思っていました。


 デジカメで撮らせてもらったお返しにポラロイド写真をあげたらウケました。
 喫煙具一式はカフェが貸し出しているようです。ということは私にもできるはず。
 アラビア語とフランス語しか通じない世界ですが、「これ、私、やりたいある!」と身振り手振りで伝えると……


 まずミントティーが出てきました。甘くていい香りです。
 それから店の人が水煙管をセットアップします。全部でわずか2D。


 黒い円盤状のものが煙草。その上に木炭を載せて熱源とします。煙草自体が燃えるシガレット類と違い、いわば外燃方式です。
 このまま使う人もいますが、円筒形の風防をかぶせるのが普通でした。


 木炭は道端のグリル?で常時熾してあります。店の人が吸って火加減を調節していますが、客は吸い口に使い捨てのマウスピースを填めるので不潔感はありません。


 神妙な顔で喫煙中の私。以前のようなチェーンスモーカーではなくなりましたが、煙草は好きです。
 煙草の煙は「クール&ドライ」が理想とされており、水煙管もそれを追求したものと考えられます。シガレットのような雑味がなく、濃度は意外に薄く、それでいて香り豊かでした。外燃方式のため、煙草自体の燃えやすさを考慮せずに香料を加えられるところが長所と思われます。


 他の人が飲んでいたものを「あれ、私、ほしいある!」と伝えたらカプチーノが出てきました。角砂糖を二個入れるのがスタンダードらしい。甘ったるいですが甘党の私にはオッケーでした。


 南部を一巡してチュニスに戻ったとき、また同じカフェに行きました。右のマッチョマンはなんとかいう格闘技のチュニジア・チャンピオンだそうな。スポーツマンなら煙草やめろよ、と思いましたけど。


 また水煙管を頼んだ私。


 私の後ろの建物を撮っておきなさい、と近くの客に言われました。


 この紋様に何か意味があるらしいのですが、不明です。わかった人は掲示板で教えてプリーズ。


 で、またポラロイド写真をせがまれました。「俺も俺も」と頼まれるので、このカフェだけで10枚くらい消費しました。


 このとき泊まった部屋はカフェの真上でした。夕暮れ時の店の様子。

チュニジア紀行目次へ
ホームページへ