オープンソース携帯みくみくプレイヤーと学研真空管アンプ
2007.12.2


 Maker Faireで買ってきたオープンソースMP3プレイヤーキット、Daisyを組み立てます。
 Maker Faireのレポートはこちら
 Daisy公式サイト。日本からの購入はMaker Storeで。


 キット製作成功の秘訣は組み立て前にパーツを全部並べて確認することです。欠品ありません。しかし大きなコンデンサが一個余りました。説明書で15Ωの抵抗は13Ωになっていますが、問題ありません。


 デコード・チップのみフラットパッケージなのでピン間隔が狭いです。ハンダ付けのコツは「たくさん盛って後で吸い取る」です。
 参考動画(Youtube)>Surface Mount Soldering


 ケースの加工。基板は一辺3インチなので、タカチのYM-115がぴったり合います。


 「歌唱のオープンソース化」というブレークスルーをもたらした初音ミクこそ、このキットのコンセプトにふさわしい意匠といえましょう。
 A-oneの「手作りステッカー ホワイトフィルムラベル+透明保護フィルムラベル」にインクジェットで印刷してケースに貼りました。画像は初音ミク・ボーナスファイル(ZIP圧縮)に入っています。


 ワイヤリング完了。初音ミクのヘッドホン部分に基板上の赤色LEDを引き出して電飾にしました。


 バッテリーは手持ちの携帯電話と同じものにして、互いに融通できるようにしておきます。これはDoCoMoのP06。ネットで聞いたところでは、この電池は型番によって膨れやすいものがあるそうです。一般論としてリチウムイオン電池は爆発の危険がありますので、使用は自己責任でどうぞ。
 電池ケースはコの字形アルミ材と無地の銅箔付き基板を使いました。くれぐれもショートしないように工作してください。


 完成です。ちょっと大きいですけど、昔のウォークマンに較べたらどうってことありませんし、そのぶんイラストも大きく貼れます。
 海外でのコメントを見ると、Daisyは「サイズがでかい」「機能が低い」と不評が目立ちます。
 しかし音質はiPodを超えるといいますし、Make誌のオープンソース・ハードウェア運動に沿ったキットなので、基本仕様だけで判断するのは早いというものです。
 私も近いうちにPIC18の開発環境を整えて、機能拡張に挑戦してみる予定です。

 なお、このプレイヤーの製作過程は動画で公開してあります>ニコニコ動画Youtube


 こちらは学研・大人の科学の真空管アンプキットです。またまたサンプルをいただきました。


 パーツ一式。欠品ありません。


 貴重な中国製の真空管。直熱タイプの電池管、1B2と2P3が二本ずつです。


 基板は完成しているので、各部をビス止めするだけです。あっというまに完成しました。付属のケーブルでみくみくプレイヤーを接続します。
 コンパクトでスタイリッシュ、色も初音ミク・カラーなのが嬉しいです。
 マルチセルラホーンのついたスピーカーは、まあ……それなりの音質です。説明書にはスピーカーの背面に筒やストローをつけて音質を改善したり、音量を大きくする実験例が載っていて、チューンナップを楽しめます。


 普段使っているモニター・スピーカーはフルレンジの名器、P-610。スピーカー・ボックスは自作です。これにつなぐと素晴らしい音質で鳴ります。


 このアンプは単一電池2本で動作しますし、付属スピーカーも軽量なので、野外で使ってみてはどうでしょうか。ピクニック・バスケットに組み込むなどすれば面白いと思います。写真の状態でも一人静かに聴くぶんには充分な音量でした。



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