ジャルバート博士のパラフォイル・カイト
2006.4.27


 1960年代、宇宙船の回収用に構想されたものが凧としてスピンオフした――といえば“ヒューストンからやってきた” ゲイラカイトが有名ですが、このパラフォイル・カイトも同じ生い立ちを持っています。ロガロ翼もパラフォイルも本来の目的では実用化されませんでしたが、スカイスポーツに転用されて大成功をおさめた点で共通しています。
 パラフォイル・カイトはいまでもebayで「Original Jalbert Parafoil Kite」として出回っています。Model J-4、お値段は25ドル。
 ごらんのとおり、畳むととてもコンパクトです。中国製、マイラーフィルムを縫製したものです。



 しわしわでバシャバシャの塊に風を入れたら、ラム圧で生き返りました。赤い部分は左右50cm、上下80cmです。



 パラフォイル部分だけでは安定しません。付属の尻尾は重すぎるようなので、梱包用の紐を結びました。



 ぐんぐん揚がって高度約90mに達したところ。風速は3〜5m/secくらい。
 拙作『大風呂敷と蜘蛛の糸』にちなんで「小風呂敷1号」と命名しました。



 200mの糸を全部繰り出しています。凧は雲の上縁のあたりにあるかすかな黒い点です。
 手元から凧まで、およそ30度の傾斜になります。つまり揚抗比は1/ルート3くらいで、ロガロ型の凧に較べるとかなり悪い数字です。そのかわり骨組みがないので、携帯性は抜群です。



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