APPLE II 再起動


1997.4.27


往年の名機


 ワンボード・マイコンをいじっていた学生の頃、APPLE IIはあこがれのマシンでした。
 就職して、初任給でコンパチ機を買いました。純正のAPPLE IIeを買ったのは、それから一年くらいあとのこと。1986年頃かな。PC-9801が絶好調で、一太郎はバージョン3で、MACのメモリは512Kだった、あの頃です。
 APPLE IIは当時すでに、化石のマシンと言われていました。しかし膨大なソフト・ハードの資産があったので、まだまだ魅力いっぱいでした。

 左は私の「研究室」で再起動したAPPLE IIe。
 ジャンク屋で買ったサンヨーのグリーン・ディスプレイをのせています。ディスクは2台ともコンパチ品。(今ならサードパーティといいますか(^^;)

 数年ぶりの起動は、一度では成功しませんでした。こういう時のおまじないとして、基板やICを抜き差ししてみたら回復しました。
 APPLE IIeはシリーズ最後期のマシンですが、多くのICはソケットを介して実装してあります。故障の原因にもなりますが、メンテナンスや改造もしやすいです。


 これは自作・自設計の拡張カード。上が2チャンネルのシリアル・インターフェース。下はパラレル・インターフェース兼P-ROMライタ。
 シリアルカードがなぜ2チャンネルかというと、APPLE IIを端末として、CP/Mマシンのホストとプリンタに同時接続する必要があったからです。いま思えば、端末を介してプリンタにつなぐところが珍妙ですけど(^^;。
 で、P-ROMライタはというと、そのCP/Mマシンを作るのに使いました(^^)。実に珍妙な開発環境だったといえます。




SPACE SHUTTLE――A JOURNEY INTO SPACE



 これはACTIVISION社のスペースシャトル・シミュレーター。
 打ち上げ、人工衛星の回収、帰還という3段階を実行して、残燃料の量でスコアがつきます。
 内容はたいへんシンプルです。なにしろ起動してから最後までディスクドライブが動かない(^^)。48KBのRAMにすべて収まっているプログラムですから、複雑なことはできません。
 しかし、これが妙にツボをついていて、任務を終えて滑走路に着陸したときは「やったー」と叫びたくなります。

 打ち上げは、SSMEのスロットルとベクトルをコンピュータの指示にあわせてコントロールするだけ。
 軌道に乗ったらペイロードベイ・ドアを開き、高度と姿勢をコンピュータの指示どおりにもっていくだけで、人工衛星とランデヴーし、回収したことになります。
 帰還もひたすら航法ガイダンス表示に従うだけ。

 とにかくコンピューターの指示通りにやればよくて「だったら自動制御しろよ」と言いたくなりますが、この「指示どおりにやれ。ヘマをするな」というあたりがらしくてよいです。
 いま思えば――『MAGIUS ロケットガールRPG』には、このソフトが無意識に反映されていたのかもしれません。


SCIENCE TOOLKIT



 Broderbund社のScience Toolkitは、理科教材のアプリケーションです。
 アナログ・ジョイスティックのポートに熱および光のセンサー・プローブを接続して、各種の実験をしようというもの。
 画面写真はストリップチャートで、光センサの入力を記録しています。このレコーダーはタイムスケールがいろいろ設定できて、一日の気温変化を記録することも簡単にできます。
 別売の拡張キットを使うと、ボール紙とピアノ線の光学梃子で地震計に変身したりします。
 タイミングはソフトでとっていますし、A/DコンバータもCR発振をカウントするという簡易なものですが、科学オタク心をそそる、とってもラブリーなキットです。



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