野尻ボード
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山下ノボル 2006年09月02日(土)00時37分06秒
2,3年前にちょっとお邪魔していた山下です。
レヴィットがやったことはもう少し手がこんでいます。
前の場所で7勝7敗で8勝6敗の相手に勝って、勝ち越した力士が同じ相手と次の場所に勝ち越しがかかっていない状況で当たったケースを集めると
このときの勝率は平均勝率に対して明らかに低い。
そしてさらに次の場所でまた勝ち越しがかかっていない状況であたると平均勝率にもどる。
これは、偶然と考えるよりも星の貸し借りが行われていると考えるのが合理的だろう。というものです(元論文には統計的な検定結果も書かれているようです)
うーむここまでやられると私はレヴィットの分析を支持しますね
元の論文(英文)はネットで全文が落とせます。
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ひらいわ えらそうなことはいえませんが一応プログラマです。 2006年09月02日(土)00時01分53秒
こんばんわ
抱介サン、心配しないで、一応、なんともたよりないですがシステムハウスの端くれでメシをたべてますのでたぶんアドバイスできるとおもいますぅ。がんばってください。
井田先生って、『クローズアップ現代』に出演してた方ですよね。どっかできいたなぁと思っていました。やっぱりそうですか?
NDXCでいうところの『山下 透』サンみたいなもんだな。彼、『北』の話題になるとマスコミに登場します。通称『アホ研』(アジア放送研究会というですが仲間内では『』内で通ります)の会長サンです。韓国の放送だけで韓国語をマスターした逸話があります。いたって好青年ですよ。オフ会にでてこないかな。小生、20数年あっていません。会いたい人、いっぱいいますね。
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野尻抱介 2006年09月01日(金)22時39分56秒
>クローズアップ現代
なるほど、至るところにNHKの作為が入り込んでいたわけですか(^^;。特にクローズアップ現代は、専門知識のある人が見ると必ずといっていいほどツッコミまくられます。自分でつっこめない分野のときも、そのことを肝に銘じておくべきなんでしょう。
私もあのグラフを軌道傾斜を示すものと思っていました。その前の話が軌道傾斜について語っていた(ようにとれた)せいでしょうか。
確かに、冥王星を「降格」扱いしていない点はよく伝わっていて、「お、渡辺さん・井田さんが頑張ったな」と思いながら観てました。
海王星が共鳴関係にある天体を引き連れて移動した、という説は初めて知りましたが、面白いですね。そうやって掻き寄せられた天体の軌道から過去がひもとけるようで。
番組サブタイトル、直すなら「冥王星 新たなる旅立ち」あたりでしょうか(^^)。
>
makezine.com
あ、ここは未見でした。刺激的なサイトですね。巡回路に入れるとします。
もうひとつ、
Hacked Gadgetsも楽しいです。いまトップに出ているアルコール・ストーブはバックパッカーの間で以前から知られているもので、私も先週作ったところでした。スウェーデン軍飯盒に入っていた真鍮のストーブが無駄に重かったので、これに換えて使っています。
ハードウェアといえば、デスクトップ機の40ギガのHDの空きがいよいよなくなってきたので、4年ぶりにOSもろとも更新することにしました。今日、大須に行って160ギガのHDDとOEMのWindowsXPを購入。300ギガとか500ギガなんてのもありましたが、そんな神をも畏れぬ記録密度にしたら量子効果が現れてえらいことになりそうな妄想にかられてしまったのでやめました。
セットアップはこれからです。ネットに現れなくなったら苦戦しているものと思ってください。
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牧野一憲 MakeZine 2006年09月01日(金)16時08分29秒
>野尻さん
ご存知かもしれませんが
『Make:technology on your time』(Amazon)
の本国Web版で
MakeZine.comというサイトがあります。
投稿記事には稚拙なものも多いようですが、やっぱり土地が広いところに住んでるヤツらは違うなぁ。オレも頑張ろう!(なにを?)と思わされることしきりなお気に入りのサイトです。
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nq シミュレーションCGの縦軸 2006年09月01日(金)11時36分05秒
私もたまたま早く帰宅していて番組「さよなら冥王星」を見られたのですが、井田さんのシミュレーションCGの縦軸が離心率だとは気づかず、見たとおり軌道の断面で、横軸が平均軌道半径、縦軸は海王星の公転軌道面からのEKBO最大高度の絶対値(a sin i)だと思っていました。角運動量が保存しないように見えるのは微小な起動傾斜角でもあれば海王星に近づいたときに上下に散乱されるのかなと考えましたが、完全な誤解でした。離心率だとするともっと容易に納得できます。
番組にはもっと的確な題名はなかったのですかね。「脚光を浴びる冥王星」とか。渡部さんには7人委員会の議論経過を聞かせて欲しかったけど、これは無理な話ですね。マイケル・ブラウンの発見物語はよかった。新定義反対派急先鋒のスターンにも一言吠えさせても面白かったかも。冥王星探査機の計測器の名前のつけ方(Alice, Rex, Lorri, Ralph, Pepssi, Swap)や、探査機にトンボーの遺灰を乗せたことに受け狙いの山師ぽい雰囲気を感じるけどどうなんでしょう。ま、目的地にイトカワと名前をつけたり応募者の名前を刻んで送り込んだはやぶさと同じようなものですかね。話が逸れて失礼。
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井田茂 Re: EKBOの軌道傾斜 2006年09月01日(金)04時30分15秒
TVの撮影隊の人たちは一般の方がイメージするような研究室にしたいようで、いつも真っ暗にされ、彼らが持ち込んだ火星儀やら惑星のポスターを置かれたり、本をばらまいたりされます。普段はもちろん明るい研究室で、天児牛大のポスターが貼ってあったり、本もほとんどないので、「こういうのはイメージと違うので困る」とよく言われます。
野尻さんがおっしゃるように、海王星重力のみではEKBOの軌道面傾斜は変わりません。2003UB313などの散乱円盤天体は海王星に近接散乱されるので変わりますが、EKBOは海王星に近づかないので変わりません。冥王星などの3:2共鳴EKBOの軌道面傾斜は「平均運動共鳴のなかに入り込む昇交点経度の永年共鳴(何のこっちゃわかりませんね)」で上がるといわれています。冥王星軌道より遠い古典的EKBOの軌道面がなぜ傾斜しているのかは、諸説ありますが、まだ謎です。研究解説は惑星科学会のページとして https://www.wakusei.jp/news/announce/2006-08-29/ にあります。
「海王星の重力摂動の効果を反映するのは軌道離心率であって軌道面傾斜ではない」ということは、NHKの人に言ったのですが、「軌道の歪み(離心率)というのは一般の人にはわかりにくいので、軌道傾斜でやらしてくれ」と言われました。でもなんとか粘って、軌道の歪みというキーワードをなるべく台詞にいれてもらったり、シミュレーションのCGは軌道面傾斜と軌道半径の図ではなく、軌道離心率と軌道半径に変えてもらったりしました。科学番組に協力するときは、プロデューサーとの攻防があります。彼らの言う「厳密なことを言うことで、見ている人が理解できなくなって、番組全体の内容に興味をもってもらえなくなったら意味がない」というのも一理あるので、いつも苦しみながら妥協点を探しています。今回の「クローズアップ現代」も、他番組のような「冥王星が惑星から降格された」ではなく、「冥王星が太陽系の新世界(Trans-Neptunian Objects)を切り開く」という我々が望むコンセプトにしてもらえ、そのことは見ている人に伝わったのではないかと思うので、協力した甲斐があったと思います(突っ込まれどころは多々ありますが)。
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野尻抱介 2006年09月01日(金)01時47分57秒
>EKBOの軌道傾斜
昨夜のクローズアップ現代に井田さんが出演されていました。いつもあんな薄暗い部屋で仕事してるんでしょうか。
じゃなくて、海王星がEKBOの軌道傾斜を増幅している原理が理解できませんでした。(
ウェブサイトを漁ったのですが、研究解説のリンクが切れていて)
海王星によってEKBOが黄道面内で外側に移動するのはわかるんですが、黄道面と鉛直方向の力はどうやって働くんでしょう?
>統計のウソ
『ヤバい経済学』の八百長相撲の話は、確かに何も断定できないです。しかし、よくある「統計のウソ」系の話とは文脈が違うのでは。この話の面白いところは、千秋楽で勝ち越しが決まる力士とそうでない力士の、インセンティブに注目したことです。多くの人は、前者の力士は背水の陣で頑張るから、と思いこんでいたのでは。
一方、よくある統計のウソというのは、二つピークがある現象なのに平均値を取ると、空白のところを示してしまう、みたいなやつですね。これはこれで、もっともなことだと思います。
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庄司公房 統計と八百長 2006年09月01日(金)01時01分09秒
URL: http://syoji.cocolog-nifty.com/
「ヤバい経済学」の件ですが、
> 7勝7敗の力士が千秋楽で、8勝6敗の力士に勝つ確率が、理論上の数値に対して、実際の数値は、20パーセント近くも高い
これをもって即「相撲は八百長」という結論を出すのには疑問がありますね。
日本人的(?)に考えれば、ギリギリの立場にある力士の勝率が高いのは当然とも思える訳で。火事場の馬鹿力という言葉もあることですし。それに八百長として非難するからにはやっぱり事前の金品のやりとりとか、もっとドロドロとしたダークな事実が欲しいところです。
まぁこれも、八百長の定義にさかのぼっての議論が必要かも知れませんが。うぅむ。
いずれにせよ、この手の「統計によるもっともらしい結論」には警戒が必要でしょう。何しろ、実験による追試が実質不可能なのですから。何事にも偶然の一致は付き物、統計学を現代の数秘術にしてしまってはマズイでしょ、やっぱり。「ヤバい経済学」がそうだというつもりはありませんけど。
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野尻抱介 2006年08月31日(木)21時30分11秒
>サイズ
|何か統計的手法(極値解析か)で特異か否かを調べられないか? でも、公称値だし。
いつぞやの京フェスで、数式を立てていろいろ計算して、ロケットガールのあの数字はあり得ない、と詰め寄られたことがありました(^^)。
そういえば
最上日記で知った『ヤバい経済学』に、いろいろ面白いネタが載ってました。
勝敗の統計だけで相撲の八百長がわかるとか。(千秋楽で勝ち/負け越しがかかった力士はそうでない力士より切実な勝利へのインセンティブがある。この状況での勝率が不自然なら八百長が疑われる)
アイドルのスリーサイズの公称値から現実の値を推定してみるのも一興でしょうか。
>ミ=ゴ
でしたか。ラヴクラフト全集が発掘できないので確認できませんが、系外から太陽系内の「ユゴス星」にやってきて、それが冥王星だったようですね。冥王星の発見が1930年だから、執筆中のニュースだったんでしょうね。
>『Make:technology on your time』(
Amazon)
オライリー・ジャパンの本。といってもmakeコマンドの解説じゃありません。ビデオデッキを改造した猫の自動給餌機とか、水道管とダンベルで作るステディカムとか、凧を使った空撮装置とかをハックする記事がどっさり。
国内にも『おとなの工作読本』や『男の自由時間』など、大人向けの工作本があって、どれも面白いのですが、少年時代にやり残したことを取り戻すという後ろ向きなところがなきにしもあらずです。対して本書はもっと頭がいい感じ。どの記事も知的な哄笑に満ちています。
チャールズ・プラットやブルース・スターリングが寄稿していて、SF色もちょっとあります。翻訳が相次いでいるシンギュラリティSFとあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。ディストピアと電脳空間でうじうじやっていたサイバーパンク(偏見)から、軽快に現実世界をいじり倒すシンギュラリティSFへの変遷が見えてくるような気がするんですが。
そのシンギュラリティというやつがどこまで現実的かは、いろいろ疑問もあるんですけど。
>むっちりむうにいさんのロケガ同人誌
今日うちに届きました。期待たがわずあんなことやこんなことになっていて感動しました。
こっそり立ち読みコーナー。
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木下篤哉 2006年08月31日(木)01時49分48秒
イコちゃんではなく、グッピーでしたか。
手元にある(手元にあるなよ)データブックでは、高橋由美子も確かに40kgですね。まあ身長が低いからなあと思ってパラパラ見ていたら、小松千春は161cmもあるのに38kgになっていてちょっとびっくり。
何か統計的手法(極値解析か)で特異か否かを調べられないか? でも、公称値だし。
AXION
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小林泰三 Re: 2006年08月31日(木)01時02分33秒
URL: http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/
>野尻抱介さん
> 冥王星出身のやつ
ミ=ゴでしょうか? 彼らの出身地ユゴス星は冥王星だと言われています。
もっとも、冥王星でないという説もあるようです。
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野尻抱介 2006年08月31日(木)00時47分13秒
>40kg
あれは、増田○亜じゃなくて高橋由美子です。ただし1〜2cmもしくは1〜2kgいじったかもしれません。
他の人に説明すると、ロケガ執筆当時、ゆかりの体型を設定するにあたってアイドルのデータベースを作っていた木下さんにフィットする体重・スリーサイズをリストアップしてもらったんでした。
女性読者はきまって「あり得ない」と言いますけど。まあアイドルの公称値ですから。
ゆかりをベースにしてマツリの体型も決めたのですが、これは「ゆかりよりちちがでかい」と単純に考えてBを増やしたら、ますますあり得ない数字になってしまいました。
>冥王星
占星術はわりと柔軟に新天体を取り込んでいる、と聞いたことがあります。
そういえば――セーラー戦士を案じる人は多いですが――クトゥルフ神話の心配をする人はいないんでしょうか。あれはなんだったかな、確か冥王星出身のがいたはず。
冥王星に生物がいるかといえば……カロンによる潮汐摩擦で火山活動が起きたりしないんでしょうか。H2Oの溶岩が流れていたりして。
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木下篤哉 40kg以下のイメージ 2006年08月30日(水)23時22分30秒
野尻さんが、40kg以下の女性として採択(?)した増田○亜のイメージが未だにとれないんですが、どうしましょう(^^;)。今現在のblogでは42kgになってますけどね。
AXION
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西澤 隆 vagabondo 2006年08月30日(水)22時03分29秒
「惑星」の定義、科学的にはとてもすっきりとしたと思うのですが。
「Planet」というか「Pianeta」という言葉にしてみれば、なんか庇貸して母屋盗られたようなものではないかなという気もします。どっかで「科学的な文脈と日常の文脈ではきっぱり意味が違う」語になっていればべつだんIAUが何をどう決めようがどうでも良かったでしょうに、なんとな〜くずっと寄り添って変遷および拡大してきてしまったのですね。
吊り広告で「冥王星が惑星でなくなって、占星術はどうなる?」なんて見出しを見るにつけ、いったいどの時点で袂を分かち損ねたのか、と考えてみたり。
その冥王星を入れた時か、はたまた天王星を入れた時か。
…いややはり、そもそも地球を入れてしまった時点で、今日これあるは必然だったのでしょうか^^;;。
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野尻抱介 ドラゴンマガジン10月号 2006年08月30日(水)14時16分27秒
超ひさしぶりにカラーページで告知してもらえたので
記念写真。復刊・アニメ化の告知だけで、小説は載っていません。
あと、
こんなコラムも連載中です。
本屋ではたいていアニメ雑誌にまじって置いてあるA4サイズの小説誌です。しかし10年経ってもレイアウトがぜんぜん変わらない雑誌だなあ。創刊当時のアイドルがコスプレした表紙をやめたくらい?
『天使は結果オーライ』の冥王星関連の記述に関しては、あとがきでフォローするだけの予定です。今回の決議で古くなったSFのなかでは最新に近い位置なので、惑星科学の進展を語る歴史的遺物(^^;として残しておくのも一興かと思いまして。
アニメのほうは脚本家次第ですが、必要なら新定義に合わせるように監修意見を出すつもりです。そうすれば新定義を盛り込んだ最初のアニメになって、歴史的境界線の両側を押さえられるかも……と(^^)。
私自身は「新しくてこそSF」「すぐ古くなってこそSF」と信じるものです。
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岩 井田先生ラジオ出演 2006年08月30日(水)13時39分46秒
初めての者です。
けさ、NHK第一放送の報道解説番組に、井田先生が出演して
おられました(2〜3分間だったように思います)。
内容はこちらに書かれていたことをもうすこし軟らかくした感じでした。
天体のカテゴリを分けなければならない位の学問の進歩、生命の存在
も含めて現在プロの人たちが観測しようとしていること、が
素人のわたしたちにもどれだけワクワクするものであるか、という
主張が、生の声で伝わってきました。
大手の新聞も含めて、誰がどういう立場で述べたかわからないような
記事ばかりが氾濫するなかで、NHK第一放送担当者はほめてあげたい。
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ガ 定義拡張 2006年08月29日(火)11時54分23秒
科学では、概念が一般化され便利になるにつれて、定義が拡張されていくのが自然ですが、「酸化還元」の拡大一方に対して「コンパクト」は拡大とともに「点列コンパクト」とか「被覆コンパクト」など分化も起きてます。
さて、「惑星」は今後の太陽系外データ集積でどちらの道をたどるのでしょうか?
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松田 惑星定義の経緯とIAU新聞 2006年08月29日(火)04時24分48秒
nqさんの情報の見つけ方の巧みさには感心します。Natureのブログといい、Boston Globeのコラムといい、Space.comの記事といい。
私もひとつ追加しましょう。IAUの会議の間中、毎日、新聞が配られます。NVNCIO SIDEREO IIIとかいう、よく分からない名前の新聞です。これがなかなか優れた情報を提供しています。全部で10号あるのですが、それらのアーカイブはIAUの公式サイトにPDF,HTMLファイルとして残されています。
http://astro.cas.cz/nuncius/
惑星定義と関連する記事は2号、3号、6号、その電子サプリメント、9号、10号にあります。
とくに3号には惑星定義小委員会の設立の経緯、メンバー、惑星定義の原案が示されています。定義の拘束力もそこで議論されています。7人のメンバーのうち委員長GingerichとBenzelはアメリカの学者です。原案は冥王星を惑星として残すという妥協案だと思います。ところがその原案は、原案説明の会議で多数の天文学者からの激しい批判に晒されて、最終案に落ち着き、最後の採決に至ったと理解しています。
6号とそのサプリメントには、原案に対する賛成、反対意見が述べられています。結果から見れば、サプリメントに書かれているDivison IIIの多数意見が、最終的に通ったと考えられます。
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大' わ。 2006年08月29日(火)02時32分28秒
2分おきが実現している。(^^;;
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かも ひろやす 定義の変更 2006年08月29日(火)02時25分58秒
脇筋の話です。
数学でも定義の変更はよくあることです。「コンパクト集合」の定義なんて、「酸化還元反応」の定義並みに拡張が繰り返されています。
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庄司公房 野尻抱影「新惑星の邦名に就て」とカモノハシ 2006年08月29日(火)02時23分33秒
URL: http://syoji.cocolog-nifty.com/
はじめまして、冥王星のネタでこちらに辿り付きました庄司と申します。
野尻抱介さんのペンネームはやっぱり野尻抱影さんに由来してたんですね。実は抱影の「新惑星の邦名に就て」に関する報道を聞いて最初に連想したのが抱介さんでしたので。あぁやっぱり、と納得した次第です。
件の「新惑星の邦名に就て」をネタに、
雑文をひとつ書いてみたりもしてますが、今回の騒動に関して言えば「何だかなぁ」というのが正直な感想です。分類ってのはあくまで人間の都合でやってる訳ですし、分類の元祖?生物学なんて現在進行形でコロッコロ変わってるような気もしますし。そんな大騒ぎするようなことだったんでしょうかね?
「カモノハシ、卵だったり、クチバシだったりするけど、やっぱり哺乳類にします」
レベルの話ではないかと。
マスメディアは三日で消費し尽くして、とっくに別のネタに移行してますが…
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大' 「正しい分類」って? 2006年08月29日(火)02時21分31秒
URL: http://dog.w3m.jp/
まず定義と分類って、受容度に差がある概念なのでは。「○○の分類については諸説あるが、ここでは○○の中でこういうのを××と定義して話を進める。」なんて感じで、定義の方が一時的なモノと感じます。この意味で、Hal Tasaki's logW の『「みんなで集まって、投票で定義を決めよう」というセンスは、違和感があるどころじゃなくて、全く理解できない。』というセンスは納得できる。一時的なんだから、勝手に決めれば良いじゃん。一方「分類」については、ある程度長い寿命を持つ概念だという気がして、だとすれば何がしかのコンセンサスが要求されるモノに思えます。もっとも分類するためには基準が必要なわけで、語感の問題かなぁ。
さて。多くの学問的分類の中で、「惑星」ってカテゴリはとても身近だというのがキーポイントじゃないでしょうか。その意味で、井田さんの「素数」という例えは少し外していると思います。数学的には重要だけど、日常生活の中ではまず思い出すことのない概念だから。素数については、焦って多数決なんてしなくても社会的混乱はなさそう。でも「惑星」は、「第十惑星発見!」なんてネタがあちこちに出ていたりして、科学者以外の社会への影響力が大きな概念ですよね。そういう社会的な影響力の大きさと、冥王星より「惑星らしい」天体が次々と発見されたという緊急性が、多数決という即効性のある方法を採用させたのではないかと、漠然と考えていました。
研究者は、複数の分類体系が平行している状態に多分慣れてますよね。現在進行形の議論があるってだけだから。どっちの分類が「正しい」かは、それぞれが何を生み出すかでそのうち決まると考えるのが普通でしょう。要するに、どう分類したほうが結果的に便利かってだけなので。ただ、その混乱(に見える状況)が研究者以外を含む一般社会や初学者に与える影響は無視するわけにはいかない。「そんな細かいことまでは教科書に載せない」で済むレベルの話ならともかく、惑星は義務教育の教科書できっちり扱われてるし。なので、方法はともかく一本化するぞって感じで、手っ取り早く多数決なのかなと。…でも、なぜそこで IAU が頑張るの?って疑問が解決してないか。
以下蛇足。日本語の品詞分類なんか一向にまとまる気配もないですが、いろんな文法理論の中の(非常に完成度の低い)一つとして「教科書文法」というのがあります。これが小中学校の国語の教科書にに出てくる文法。乱立してる中の一つに過ぎないって感じで、「あぁ、教科書文法だとそうだっけ。まぁほら、教科書文法だから。」なんて、あまり真面目に見直されてないように見えて悲しい。教科書文法の研究者って、どれくらいいるんだろうか。留学生用の日本語教科書の文法は、全く違う方向で、すごく整理されてるんだけどなぁ。
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アルビレオ 冥王星は「およそ惑星」 2006年08月29日(火)02時08分26秒
過去にIAUは「星座の数を88に固定して、その領域を決める」という科学的にはまったく根拠のない定義も決めていますよね。
今回の件もそういう区画整理のような性格を多少持っていると思います。
今後も冥王星クラスの天体が発見されるたびに惑星に含めるかどうかという議論を繰り返すよりも、今のうちに観測事実だけで分類できるルールを決めてしまおうと。
つまり科学的に正しく定義しようというよりは教科書や解説書レベルで使える定義であって、学術用語としての厳密さはそれほど要求していない気がします。
それでも冥王星の扱いをどうにかしないと不自然なので
「冥王星は『およそ惑星』と呼びましょう」→「なんじゃそりゃ!」
みたいな流れになったように見えます。
(「円周率はおよそ3」に対する非難の多くが誤解や思い込みだったという話を思い出したので)
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野尻抱介 2006年08月29日(火)02時04分09秒
>ちょっと今回はレスポンスの間隔が短すぎ?
いえ、いまくらい内容のある書き込みでしたら2分おきでも結構です。
>博物学
|分類で終わって解釈にいかないのが博物学だと思うのですが、違うでしょうか?
えらい言われようですねー(^^;。博物学が何か成果を出すたびに、「それは進化論であって博物学ではない」なんて言われてしまうんでしょうか。
>
能代からの帰り道
帰途もいろいろ収穫があったのでまとめてUPしました。収穫といっても切手集めな話ですけど(^^;。
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小林泰三 定義と多数決 2006年08月28日(月)23時20分20秒
URL: http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/
定義を多数決で決めることにはあまり違和感を感じません。
所詮、定義は人間が勝手に決めるものですから。
もし、法則や原理を多数決で決めるとなると、これは断固反対するとは思いま
すが。
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nq 「惑星」は分類か呼称か 2006年08月28日(月)22時47分34秒
分類することによって本質が見えてくることがあるので、正しい分類と命名をすることは重要であるという点は同意されるのではないでしょうか。
Boston Globe のコラムに、リンネによる生物の分類が進化論への重要な里程であったこと、ラボワジェによる化学物質の命名法が元素という概念につながったことを例に挙げて解説しています。(これぐらい質の高い解説が日本の新聞にも欲しい)
ただ、もちろん、科学者だけの問題であれば、別に多数決をとらなくても自然に定説が固まるのを待てばよいし、実際、冥王星の分類についてはすでに定説が固まっているのでしょうけれど、これをややこしくしているのがアメリカが関係する二つの問題。
惑星発見の栄誉がアメリカから剥奪されると考える人がいることが一つ。
数年前にアメリカの博物館で冥王星をカイパーベルト天体として展示して全米から非難を浴びたという話がその代表例。
もう一つは、「最後の惑星を探査する」とか「新たな惑星を発見する」ということを売り物に研究費を獲得してきた研究者が困ること。この問題は牧野さんが日記に書かれていますね。
このような(科学的には不純な)理由で「惑星」という呼称に執着する勢力によって、上記の博物館への抗議のようにまっとうな科学的分類の説明が受け入れられないような混乱が生じているので、権威あるIAUの「公式」見解で整理する必要が生じたとのだと思います。
IAUの最初の案は、冥王星を「惑星」に残してアメリカのメンツを立てつつ、科学的分類としては「古典的惑星」という用語を定義するという政治的に巧妙なものでしたが、Planetという用語が科学的分類を反映しなくなることが多くの天文学者に嫌われたようです。
IAUの決定を覆そうと署名活動をしている米国の学者たちの気持ちとしては、売れる名前「惑星」を禁止して営業妨害するな、というところでしょう。知的に不誠実と感じられますが、天文学のように直接実利に結びつかない学問はパトロン(納税者と寄付者)の支持が必要ですから、自分たちの研究をわかりやすく説明する「方便」として止むを得ないという面はあります。
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井田茂 修正 2006年08月28日(月)22時32分16秒
>ちょっと今回はレスポンスの間隔が短すぎ?
曖昧な表現でした。「僕が他の人のコメントにレスポンスする間隔が」という意味です。
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井田茂 Re:名称 2006年08月28日(月)22時29分17秒
>名称の投票
今回の「惑星」の定義の問題は、数学でいえば、たとえば「素数」の定義を変えようとかいうようなレベルの話なのではないでしょうか(定義からはじまる数学では、あり得ないことかもしれませんが)。冥王星と同じように理科の教科書に載っているような基本的レベルの「木星型惑星(Jovian planets)」なんて名称は、研究者レベルでは呼び方や意味が近年になって随分変容してきていますが、その整理を投票で決めようなんて話は出ません。昔は、木土天海は"Jovian planets"だったのが、内部構造がわかってきたので、木土 = gas giants、天海 = ice giants と分けるのが普通になってきて、それにひきずられて、単に Jovian planets と言っても、木土を指すことが多くなっています。このレベルの概念だと、論文の著者が好きに定義して、人気のない定義は自然にすたれるという感じで、過渡期に混乱があろうとほっとかれます。他の分野でおこることと同じです。しかし「惑星」の定義というのは、あまりに根本的な部分であり、かつ一般の人たちにもインパクトが大きいので、過渡期の混乱を避けるために多数決で投票するということがあっても、いいように思うのですが、他からみたら異常なのかな?(僕も投票で決めるとは思ってませんでしたが。)
それほどの根本的概念の定義を変えるなんてことがおこり得るのは、惑星関連の新発見(太陽系外縁部、太陽系外の惑星)が相次ぎ、研究分野が急激に進展しているという特殊性によるものだと思います(その分野にいるものとしての贔屓目ですが)。
>博物学
分類で終わって解釈にいかないのが博物学だと思うのですが、違うでしょうか? まず分類の時代があって、解釈の時代が来るというのが、多くの学問分野が歩んだ道かもしれません。しかし、惑星に関しては今、解釈と分類が同時進行しています。解釈が進むなかで新発見が相次ぎ、分類もしていかないといけないというのは、発展の著しさをを示しているのではないでしょうか(またもや贔屓目ですが)。
>IAU決議の拘束力
研究者レベルでは、ほとんど拘束力はないでは?(松田先生が詳しいと思いますが。)数年前に「冥王星は惑星のカテゴリーに残す」とIAUが決めた後も、冥王星を planet とは扱わないという論文が増え続けていました。また今回は惑星質量の下限の問題でしたが、IAUが数年前に出した惑星質量の上限の暫定的定義(木星質量の13倍)
http://www.ciw.edu/IAU/div3/wgesp/definition.html
は、暫定的定義とはいえ、気にしない研究者が多いです(特に理論研究者)。ならばそんな定義は意味ないかといえばそうでもなくて、観測する人には自分の発見をどう考えていいのかの目安は必要です。また、発見された恒星を周回する天体の質量分布には、10-20木星質量で明瞭な谷があるので、その谷以下の天体(惑星?)とそれ以上の天体(褐色矮星?)の形成プロセスは違うだろうというのは多くの研究者が認めています。目安がなければ例外も議論できないので、目安(定義)を決めることは重要だと思います。今回の冥王星の問題は、冥王星を惑星にとどめておくのは、目安だとしても適当でないと思う研究者が多くなっていたということだと思います。
ちょっと今回はレスポンスの間隔が短すぎ?
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かも ひろやす 名称 2006年08月28日(月)19時29分27秒
たしかに、数学で名称を会議で決める例はないですね。
私も昔、Takagi function を van der Waerden function に直せと査読者にいちゃもんをつけられた温かい助言をいただいた経験があります。高木貞治の発見のほうが早いと出典を示して返したら、通りましたけど。
こんな名前ごときでもめる意見を交換するのは面倒ではあるけど、Takagi function と呼ぶか van der Waerden function と呼ぶか、ICMで決めましょうなんてことになったら、もっと面倒でしょうね。
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たざき 多数決 2006年08月28日(月)11時56分48秒
天体や元素・粒子の名称などは統一しないと不便だから、何らかの機関に決定権があるという約束にするしかないだろうと思います(数学の定理については、そういうことはしないですね。ブニャコフスキーの不等式(コーシー・シュワルツ不等式のこと)とか)。
でも、分類にということになると、ちょっと話が違うのじゃないかという気がします。「あ、これはアメリカの教科書の翻訳だから、未だに惑星が九つという分類になっているね(笑)」みたいなのでやっていけなかったのか?
あの日記を書いたとき、「多数決で決めたものを守らなくてはいけないことにしてしまうと、多数派工作で変な案を通されたら困るじゃないか」と書こうかなと思っていたのですが(←嘘くさいけど、ほんまです)松田先生の書き込みを読むとそういう可能性もゼロじゃないみたいですね。
そういえば、この話題が出たときから素朴に疑問に思っていたのですが、IAU の多数決の結果というのは、どの程度の「強制力」をもったものと考えられているのでしょう? あくまで一つの機関が決めただけのことなのだから、その機関以外に自動的に波及する必要はないのかなと思っていたのですが、マスコミ等の反応をみるかぎり「これで決定」みたいな扱いですよね。
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かも ひろやす 多数決 2006年08月28日(月)10時01分47秒
ラザホージウム/クルチャトビウム とか J粒子/ψ粒子 とかの例もあることですし、命名に関わる場合は、科学者が集まって多数決で決めないとしょうがないこともあるのでは。
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井田茂 日本惑星科学会の見解 2006年08月28日(月)08時17分45秒
「惑星の定義」に関する日本惑星科学会の見解が出ているのでおしらせします。
https://www.wakusei.jp/news/announce/2006-08-26/
今後も冥王星に関する科学解説記事も順次アップされる予定です。
> 多数決
予算獲得のための多数派工作なんてことがを本当にやってるなら論外だと思いますが、科学者個人の科学的良心にもとづく多数決は意味があると思います。以下は私見です。分類は背景にある物理・化学的性質を考えるための助けになります。ただし、背景にある物理・化学的性質とイコールではありません。天体の分類の仕方にはいろいろな考えがあって、科学は共同知なので、より多数の人がしっくりくる分類を採用して、その上で背景にある物理・化学的性質を探り出す議論をスタートするというのは、方法論としてよいのではないかと思います。背景にある物理・化学的性質は推論なので、その天体そのものの観測量で分類の定義をするほうが、定義というものにはなじむと思います。
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野尻抱介 2006年08月28日(月)01時51分25秒
>定義と投票
惑星の定義、投票で理性が勝った、と喜んでいたのですが、
たさき日記では――毎度の滑ったオチは無視するとして――「定義を投票で決めるのは理解できない」とありました。
この感覚は理論物理と博物学(悪く言うと「切手集め」)の違いかなあ?と思ったんですが、安易でしょうか。
博物学では命名や記載が重要なので、投票で定義を決めるような操作がなじむところがある。惑星科学には博物学の要素が少しあって、それが今回の投票になった、と。
しかしいま、惑星科学を切手集めよばわりする人はいないでしょう。惑星観が宇宙観を変える、惑星科学の逆襲がもう10年くらい続いているわけだから。その状況で「定義を投票で決める」というのがどうなのかと考えると……うーん、どうなのかなあ?
松田先生が書かれているように、投票で多数派工作に成功すれば定義がくつがえるというのなら、これは科学じゃありませんね。
>
メガネっ娘居酒屋「委員長」
土曜日は早めに東京入りして、ロケガ・アニメの製作会社に寄って、ロケットの構造からシナリオまで、いろいろ打ち合わせしました。第一話のコンテを見せてもらいましたが、原作よりずっとヴィヴィッドな青春ドラマになっています。キャラ萌え・メカ燃えだけでなく、誰でも共感できる良作になりそうですので、乞うご期待のこと。
それから新宿のロフトプラスワンに移動。児玉さとみさんがプロレス風の入場シーンのリハーサルを大音量でやっていました。控え室に入ると、これまで雲の上の存在だった出演者が続々と現れて圧巻でした。招待客として松浦さん、撫荒武吉さん、木内さん(ドラマガ編集部)、富永浩史さんも来場。途中、開田あやさんがケーキの差し入れに来てくれて、高エネ研で遭遇した眼鏡っ娘研究者の話を熱く語っていったり。
イベントは各一時間、全三部あって、第一部の眼鏡写真集関連については座っているだけになりそうなのでパスさせてもらいました。控え室のモニターで観ていると場内はすごい盛り上がりで、客席からもどんどん話に参加してきます。
私の出番は主に三部の「眼鏡の未来」でした。いま思い出せる範囲で語ったことは、
(1)眼鏡は感覚器官の集まった頭部の外部にある、という優位性がある。テクノロジーが進歩すれば同じだけ眼鏡も進歩するので、差は埋まらず、眼鏡が消滅することはないだろう。
(2)(ガンダムの話題に関連して)スペースコロニーでは自由に気温を設定できるが、裸でいるのが合理的だからといって、そうなるとは考えられない。同様に、手術で近視・遠視を治せるからといって眼鏡が消滅するとは考えられない。
(3)(長門有希の眼鏡喪失につて)眼鏡を復旧しなかったのはキョンへの好意を消極的に表現したためだから、長門が別の表現手段を会得すれば、眼鏡が復活する可能性はあるかもしれない。
――など。
終了後、客席に残っていた人に話を聞いたりしました。活字創作系のグループがいて、サークル
カエル天国小隊の川合晶さんに同人誌『あいうえお めがね』をいただきました。眼鏡店に勤務していた経験をつづったもので、貴重な資料になりました。
それから懇親会に突入して、電車が動き始める5時まで飲み食いすることに。撫荒さんから描画環境を教わったり、ライトノベル向けにセックスなしでエロくする手法を語らったり、水玉さんの語る「子供が眼鏡を直すしぐさ」に聞き入ったり。
私は途中から気を失いましたが、4時頃起きてみると、居合わせた山本夜羽さんはずっと同じペースで吠えていました。鯖江市の眼鏡産業没落を食い止めるには、とか、なんか大きな話になっていました。
今回のイベントのために集めた絵を
眼鏡っ娘ギャラリーにまとめましたので、ご覧ください。
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松田卓也 Dwarf planet 2006年08月27日(日)23時28分40秒
Dwarf planetやSmall solar system bodiesの正式な訳語は、今後、日本天文学会や惑星科学会が協議して、委員会でも設けて、決定することになるでしょう。ですから矮惑星は仮称です。
私の感触では矮惑星は単刀直入と思いますが、Small solar system bodiesは小太陽系天体か太陽系小天体か、二つの選択がありますね。
委員会で決めるか、天文学会総会の多数決で決めるか?
また抗議の請願書が出回るかな?
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ki dwarf planetは矮惑星? 2006年08月27日(日)21時15分57秒
URL: http://ken-ishi.at.webry.info/
IAUでの惑星の定義をめぐる議論は、アメリカ人の抗議はともかくも、とりあえず一段落したようですが、
新しく冥王星が属するとされた「dwarf planet」 の和訳は、「矮惑星」でよろしいのでしょうか?
国立天文台のHPを見ても「dwarf planet」のままで、まだ正式には確定していないのかもしれませんが...
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松田卓也 冥王星降格に対するアメリカ人の抗議 2006年08月27日(日)16時13分11秒
プラハから帰国しました。
ネイチャーのブログによると、冥王星が惑星から降格したことに対して、アメリカ人を中心として抗議の請願書が出回っています。冥王星が惑星でなくなると、冥王星探査機の予算が取れないからだそうです。冥王星を差別する今回の決議はPC(Politically correct)ではなさそうです。
国際天文連合は国連と違って拒否権がありませ。通常の決議は国代表の多数決で決まります。科学的事項は、総会参加者の多数決で決まることになり、今回がその第一回目です。アメリカは国連の場でのように横暴を通せないので、怒り狂っているようです。
ネイチャーの記者はその辺、客観的です。仮に今回の決議をひっくに返そうと思ったら、三年先のリオデジャネイロの総会で多数を取るしかありません。リオはアメリカからは比較的近いので、アメリカ人の会員を大挙送り込めば、成功するかもしれませんね。でもそれまでは、決議をひっくり返す合法的手段はありません。
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7J3AOZ(白原) 能代宇宙イベントとロケガ本 2006年08月26日(土)20時48分21秒
URL: http://jh3ykv.rgr.jp/mt/
今晩は。
>能代宇宙イベント2006レポート
拝見しました。来年はハムフェアと日程をずらして頂ければ、私も是非見に行きたいなぁと思いました。
#まあ、日本のアマチュア無線界は、現在某団体のPLC容認の件で騒然としていますが(汗)
>むっちりむうにいさんが27日のコミティアでロケガ本を売るそうです。
うう、すごく欲しいですが、残念ながら買いには行けません(むっちりむうにいさんのファンなんです)。
#通信販売してくれないかなぁ。
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野尻抱介 2006年08月26日(土)01時09分40秒
>ロケガ本
告知をひとつ。むっちりむうにいさんが27日のコミティアでロケガ本を売るそうです。
「百合ですか」と聞いたら「健全です」とおっしゃってましたけど。 (「けど」ってなんだ)
しかし最近の同人誌印刷って早いんですね。24日に入稿して間に合うんだそうで。てことは商業誌の締切ももっと延びるのかな?
> Meals Rejected by Ethiopians
これの人道援助バージョンをパキスタンでばらまいたら、「クラスター爆弾か?」「豚の脂が使ってあるらしい」とか言われて手をつけなかったとか。
検索してみたら "Meals Rejected by Everyone" "Materials Resembling Edibles" なんてのもありました。
でもこれ、なかなか便利なので、私はときどき箱買いしています。夏でも腐らないし、水は少量ですむし、火気禁止のところでも加熱できるし。能代イベントの昼食もこれでした。
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管理者: 野尻抱介 <nojiri@alles.or.jp>