野尻ボード

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 苦難の化学燃料ロケット 2002年08月01日(木)14時14分38秒

化学燃料ロケットの苦難の原因は、やっぱりエネルギー/質量比の不足なんだろうね。
そうすると、エネルギー自体を増やすか効率を上げるかしないと解決できないわけで、エネルギーを増やすには原子力とか反物質とかを利用できる時代を待つしかないが、効率を上げる方は工夫の余地がある。
そこで、昔あったロックーン(気球にロケットを乗せて打ち上げる)とか、ペガサス(航空機から打ち上げ)なんかを復活させても良いんじゃないか?
特に、航空機からの打ち上げは初速が付いてるから、ロケット噴射のエネルギー効率も上がって有効なんじゃないかな。
気球からでも、まず落下させて重力で加速してから点火すれば同様だが、羽が要るな。(捨てれば良い)

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 ペーパークラフト・ゲーム 2002年08月01日(木)13時47分45秒

>こんな展開図
うーむ、ヒマがあったら手出し可能な範囲だ。(初〜中級のジグソーパズルくらい)
でも、何が出来るか分からない展開図を出して、作ってみて正解するゲームなんかも面白そう。

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林 譲治 小林泰三トーク&サイン会 2002年08月01日(木)13時23分08秒

 可能な限り参加したいところですが、いまの仕事の進捗状況ではきわめて難しい(;_;)

>インターフェイス9月号

 赤木先生は赤城先生ではなかったんですね、というどうでもいい話はおいといて。シミュレーションの手法と結果の検証は興味深いですね。暗黙知ということばを思い出してしまいました。
 菊池さんの解説を読んでも感じましたが、モデルを構築する知性の働きの周辺にはSF的に色々と宝が埋まっていそう。

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野尻抱介 2002年08月01日(木)12時59分07秒

 日程が近づいてきましたので、再掲しておきます。

***********************

小林泰三トーク&サイン会開催!
ゲスト 牧野修

第10回SFマガジン読者賞を受賞した「海を見る人」単行本刊行を記念
記念して、SF作家小林泰三さんのトーク&サイン会を開催いたします。
ゲストに牧野修さんをお迎えしてのトークをお楽しみください。

日 時 2002年8月 3日(土)
トーク 15:00〜16:00
サイン会 16:00〜16:30
会 場 丸善名古屋栄店 6階特設会場 入場無料 (地下鉄栄駅下車、徒歩5分)

***********************

>GPS
 原科さんにタダでもらうと、その後が高くつくからなあ(^^; (例:TeeDee.010。あの小さなエンジンでよくぞここまで遊んだと、我ながら感心してますが)
 GPSは、もう鹿野さんに支払いも済ませてしまったので、eTrexでやるとします。

>タミヤの水中モーター
 かのベニヤ模型で見かけて手を伸ばしかけましたが、どこでも買えそうなのでやめました。
 水中モーターの秀逸なところは電池・吸盤に加えて舵がついていることですね。本体に直進性があるので、あとは浮力を与えるだけ。舵を曲げて旋回させれば、池でも水に入らずに遊べて、電動機の持続性を実感できました。

>森田ゆかり頭部展開図
 笑いました。シュールだ。
 でもいまどきのモデラーなら、これくらい作るかもしれませんね。「1/1森田ゆかりペーパークラフト」とでもしてコミケで売ってみては。

>宇宙政策関連の話題
 別にここでやるのはいいんですが、野田司令は立場上まずコメントできませんから、多忙で息絶え絶えの松浦さんが反応するのを待つというところですか。あと「某呆人」とかいうハンドルで無責任に書き込む事業団職員もいますが、歓迎できません。この手の議論に参加するなら、発言の責任を追及するに充分なだけ身分を明かすべきと考えますので。
 私はといえば、こうした話題に関心を持つかどうかはケース次第です。
 1000年後に振り返れば、いまは「苦難の化学燃料ロケット時代」とでも呼ばれるでしょう。これが次の時代に移行するにあたって何が重要なファクターなのか、と考えると、アメリカの外圧や東芝のポカミス賠償を議論してもなあ、と思ってしまうので。
 むしろ秋山さんがなぜこれらに関心を持つかを聞きたいところです。

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モりやま ぺーぱークラフト 2002年08月01日(木)00時19分53秒

to:Azuregreenさん、原科さん

>このソフトでペーパークラフト化が可能かも。
どもども、それがなかなか難しいんです。
私は、これの前身である「Tenkai」というソフトを持ってるんですが
たとえば森田ゆかりの頭を無調整でこいつに突っ込みますとこんな展開図が出来上がります。
切り分けを考えながら調整してやれば多少はましになるでしょうけど
さすがにこれを組んでやろうと思う人はいないですよね(^^;
人が組める程度までポリゴンを減らしてやらないと……
というか最初からペーパークラフト用にモデリングするものなんでしょうね。

>ファランクス
こんなのが部屋に飾れたら最高なんですが、おそらく正直にペーパークラフトにするとトラス部分が地獄でしょうね(^^;

実は去年のワンフェスかなにかでISSのペーパークラフトが売ってたんですが
細かい構造は省略されまくりで、モジュール一つが3cmくらいの六角柱になってました(^^;
それでもシルエット次第でちゃんとでそれっぽく見えるものです。

ところで、DoGAでしたら、アニメーションできるんじゃないですか?

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原科 2002年07月31日(水)22時50分42秒

>カシオの腕時計GPS
投売りしてたのは旧型(初代)で重量138g。
現行の2代目の方が重量84g。
いいかげんなこと書いてすみませんでした。

ちなみに「GARMIN GPS2」は電池無しで170gです。

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原科 GPSとか 2002年07月31日(水)21時08分23秒

>野尻さん
使っていない「GARMIN GPS2」がありますので、ご希望であれば差し上げますが。(昔、アトラスをインストールしたLibrettoに繋いでカーナビ代わりに使っていた)
でも、「eTrex Summit」に比べるとかなり重いです。XMG1の搭載用途には無理かも。
1年くらい前に、カシオの腕時計タイプのがあちこちで投売りされてましたが、あれは80gくらいだったかと。探せばまだどっかで売ってるかも。

>Azuregreenさん
ファランクスで使ったCGソフトは「PolyEdit」「DOGA-L3」です。
調べてみたらDXFへのコンバートは可能な模様。Azuregreenさんがペーパークラフト化に挑戦なさるのであれば、メールでデータを送りますが。(^_^;)
ところで、「電子芸術家」という単語に興味をそそられるのですが、どのような作品を創っておられるのでしょうか?

>水中モーター
タミヤから復刻しましたですよ。

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秋山演亮 おや; 2002年07月31日(水)20時20分26秒

おや;読み込みなおしたら文字化けは解消していました。お騒がせしました;スミマセン。

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秋山演亮 どうなんでしょう? 2002年07月31日(水)20時19分28秒

野尻さんのお名前が最後文字化けしているような。。。;;


さてこりもせず宇宙関連ネタですが、”<損害賠償>宇宙科学研、NECに請求 DASH打ち上げ失敗で”という記事が出ていますね。


私も設計図のミスは致命的、と思うのですが、しかし、そういったものが実機の試験でわからなかった検査態勢という事の方に、もっと大きな問題があると思うのですがどう思われます?

ちょっと複雑な気分です。

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野尻抱介 2002年07月31日(水)19時20分22秒

>XMG1
 ラジコン機って生残性高いですね。もう100回くらいフライトしてますが、一度も破損・紛失していません。
 しかし本日、ついにやってしまった、恐怖のノーコン。
 サーマルが出始めて気が急いていたのか、飛行前に必ずやっていた動翼のチェックをせずに発進させたところ、コントロールが効かない。機体側の電源がオフのままでした。
 ラダートリムをわずかに右に入れたままで固まっていたので、機体は右旋回で上昇を続け、1分半ほどでエンジン停止。祈りが通じたのかサーマルには乗らず、しかし風下にどんどん流されて肉眼では見えなくなり、双眼鏡でかろうじて黄色い点が見える程度。『シシリアン』よろしく伊勢自動車道に突っ込むかと思いましたが、その向こう側に姿を消しました。
 車で捜索を始めてまもなく、離陸地点から1km近く離れた場所で黄色い物体を発見。耕したばかりの畑の上に1mほどスキッドの轍を残して無傷で着陸していました。
 今後は(1)家を出る前 (2)エンジン始動前 (3)発進前 (4)着陸後 に分けてチェックリストを作ろう、と心に誓ったことです。
 それにしてもフリーフライト状態の飛びっぷりは豪快でした。ラジコンだとせっかくサーマルに乗っても、機体姿勢が判別できるうちに連れ戻すので、どうしてもこぢんまりしてしまう。とはいえ周囲には川や高圧線や工場や高速道路があるので、「デサマつけときゃ大丈夫」とはいきません。

 このたび鹿野さんからハンディGPS、eTrex Summitを安く譲ってもらうことになったので、これを搭載してフライトログを取るつもり。164gの機体に150gのGPSが積めるかという問題もありますが、電源を共有するなどすればなんとかなるでしょう。
 ログはパソコンに読ませてカシミール3D上で表示できます。有人グライダーではすでに普及しているようで、その軌跡を見るとサーマルに乗って螺旋上昇する様子がありありとわかります。これは気象観測としても興味深い。
 ゆくゆくは組み込みマイコンをつけて、自律制御で帰ってくるようにしたいです。グライダーの帰還可能な領域は、発進地点を頂点とする逆円錐の中にあるので、その中にいる限りどれだけ離れてもかまわない。プログラム次第では別の場所に降ろす、クロスカントリーフライトもできるはずですが、こうなると伝書鳩というか巡航ミサイルですな。電動化して滑空中に太陽電池で充電しながら飛び続けるようにすれば、朝一で離陸させて夕方には筑波宇宙センターの芝生に着陸できるかも(^^)。

>『インターフェース』2002年9月号
 特集「基礎からの計算科学・工学――シミュレーション」ということで、執筆者に菊池誠、牧野淳一郎なんて名前が並んでいます。今回に限らず、編集部に大野典宏さんがいたりするのですが。
 菊池さんの記事にはContact Japanのウェブサイトや『クリプトノミコン』の書影が並んでいるし、まきのさんの記事には例によって赤木助教授が出てくるし。「赤木助教授の下の名前は?」という定番の問いには、わざわざ編集部からコメントがついていたり。
 特集記事は後のほうほど難解になりますが、最初の二つの菊池記事は誰でもついていける内容で、SFの人にもおすすめです。というかSFファンたるもの、文芸世界にばかり閉じこもってないで、これくらいは知っておきたいところ。すでに死んだ作家の30年も前の作品ばかり収録しているSF文芸誌より、コンピュータ専門誌のほうがなんぼかクールでSF(それも社会派SF)なことは残念ながら事実です。

 特集以外でも、結構読める(理解可能な)記事があって面白かった。「非常に難解でシンプルなプログラム言語――BrainF*ck」という伏せ字つきのタイニー言語が笑えました。これで書いたHello World!プログラムも伏せ字そのもの。
 オランウータン向けの言語Ook!なんてのもありました。Ook!で書いたHello World!プログラムのリストは、確かにオランウータンでも発音できそう。そうか、これをマスターさせればオランウータン的万能チューリングマシンになって、人間とコミュニケーションできたり宇宙船の軌道計算ができたり小説を書かせたりできるのか。
 あほや。あほすぎる。

>その菊池さんがやっているかわいい物理談話室
 なんだか盛り上がってます。物理系掲示板としては珍しく、女性メンバーが多いような。

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Azuregreen 3Dデータのペーパークラフト化 2002年07月30日(火)22時54分17秒

わたしも以前六角大王を使っていて、自分のモデルを
展開しようといろいろ調べたことがあります。当時は
こんな体裁のととのったソフトは無くて、機能制限付き
シェアウェアを見つけるのが精一杯で、結局自力解決断念。
そこで、電子芸術家の父を持つ友人に頼んでFormZという
建築関連のソフトでファイルの展開図を出力してもらおうと
思ったのですが、生ポリゴン10MBじゃとほうもない展開図に
なってしまうらしく、印刷してもらえませんでした(笑

原料さんの教えてくださったソフトはDXF形式なら
出力可能のようです。もしお使いのソフトがShadeなら
DXF形式にデータの変換が可能なので、ペーパークラフト化も
夢ではないのですがw

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原科 ペーパークラフトとか 2002年07月30日(火)20時09分56秒

>Azuregreenさん
全体のデザインですが、本体がトラスなのは「鉄塔武蔵野線」を直前に読んでたからです。(笑)(最初、赤白に塗り分けたりしてみたけど、あまりにも「鉄塔」ぽくてさすがにボツにした) ていうのも理由のひとつですが、進宙が現在からわずか18年後という近未来なので、あまり突飛な形にはせず、一応それっぽくまとめたということで。あと、宮武さんのに似ない様にとか。(^_^;)
盾は悩みどころでした。どう作ってもかっこ良くならない。最終的に六角形の巨大極薄ミラーを複数並べるデザインにしましたが、どうやって支えているのでしょうかね。(^_^;)

>ペーパークラフト
六角大王のデータをペーパークラフトに展開するソフトってのがあります。
ファランクスは六角データじゃないのでダメだけど、モリやまさんところのSSAオービターや、ロケットガールズ、アリアンガールズは、このソフトでペーパークラフト化が可能かも。

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まっど・まきの 2002年07月30日(火)15時51分13秒

ちなみにこんなペー ジも作ってあったりしますので、お暇な方はお立ち寄りを。

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秋山演亮 御紹介 2002年07月30日(火)10時32分16秒
URL: http://moon.nasda.go.jp/ja/selene/people/haruyama/

アメリカがまたもやいちゃもんをつけてきている件は私もかなりカチンと来たんですが、野尻さんにまたたしなめられそうなので書くのを躊躇しておりました(^-^;


さて、本日は御紹介を一つ。
月の溶岩チューブに関して、NASDAの春山さんが以下にちょっと発言されています
http://moon.nasda.go.jp/ja/selene/people/haruyama/

御参考までに。


追記:
松浦さん、SACニュース、どうもありがとうございました。大変参考になりました。
(で、スペースサーバーの方は?。。。。冗談です;)

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Azuregreen 2002年07月30日(火)00時12分27秒

久方ぶりに書き込みさせて頂きます。

>UNSSファランクス

何がカッコイイって、トラス構造をふんだんにつかっていて
さも今の技術(の延長線上)で作られてるかのようながところが。
リアリティーをメインでもってくると形としてのおもしろさが
かけてきたりする場合が多いと思うんですけど、防盾が鋭角で攻撃的なライン
なので、ぜんぜん野暮ったさを感じません。ビューワーでくるくるまわして
眺めていたいです。
ほとんど骨組みだけになって帰還したファランクスをTVで見たときは
やっぱり「おかえりなさい」ってモニターに向かって言うとおもいます。
もし、自分が生き残っていたら。

再版では是非この3Dモデルのペーパークラフトをおまけに!(お

>スホーイ27墜落

高度が低すぎたっていうのは、たしかになにか結果論的な結論付けの
ような気がします。落ちるときはどれだけ高度をかせいでたとしても
「低すぎた」っていえちゃうような。
素人見解ですが、エンジンが止まったことで、当然ノズルをつかった
姿勢制御ができなくなってインテイクも進行方向を向いてないから
再始動できず、とうぜん動翼も機能する姿勢じゃないので
おちてしまった、という感じなのでしょうか。

>私心
新参者で恐縮ですが、ほかの連絡方法が見つからないので平にご容赦ください。
名古屋の丸善で出会ったSFファンダムのみなさん。土曜日のSFの集まりに
おじゃましたいのですが、教えて頂いた形態電話番号にお電話しても
連絡がとれません。どなたか連絡方法を教えていただけないでしょうか。
長文失礼いたしました(_ _)

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野尻抱介 新着CGとか 2002年07月29日(月)23時38分26秒

UNSSファランクスCG
 原科さんから、星雲賞受賞記念ということで地球帰還時のCGをいただきました。
 最初の二枚と比較すると興味深いです。任務の果てに矢尽き刀折れな姿になるのが正しい宇宙戦艦なんでしょうね。

>スホーイ27墜落
 エアショーのデモフライトの危険性って、雑居ビル火災と同じくらい繰り返し指摘されてますが。
 あれは、何がどうなったのかなあ。高度が低すぎた、という指摘もありましたが、エンジンが止まったのなら少々高度があっても回復できないはず。あの手の飛行機はエンジンが止まると油圧も止まって操縦不能になるんですよね。
 墜落直前は進行方向に腹を向けた格好で、これでフレームアウトすることはありそうですが、スホーイ27に限ってはそういう機動が得意だったのでは。

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林 譲治 推薦文 2002年07月29日(月)18時09分21秒

|帯の推薦文を書く名誉に預かりました。

 どうもありがとうございました。>野尻さま

 見本刷りを送られてきた時に帯を見て、非常に的確な文章に感心致しました。自分で書いたとしてもこうはいかないんじゃないかな。

 SACの宇宙研例会では私だけ途中から抜けました。毎年見に行って毎年面白いですね。ただ幾つかの展示に関しては、ISASやNASDA、NALなどでどの程度の交流があるのだろうかと疑問を感じた物もないではなかったですが。

 ことしのISASの展示でこれはいいと思ったのは、例年よりも子供たち向けの参加企画が多かったことでしょうか。こういう一般公開は、やはりまず子供にこそ来て欲しいですよね。

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野尻抱介 上京報告 2002年07月29日(月)17時01分26秒

 ふー。爆睡を繰り返してようやく上京疲れが抜け始めたような。名古屋の酷暑に慣れた私でさえ、ヒートアイランド化の進む東京はきつかったです。二時間置きにシャワーを浴びて着替えして昼寝したい気分。

 25日は東大駒場の超音速風洞で、ゴルフボール大の《ふじ》模型が引き起こす衝撃波を見学。メンバーは(以下敬称略)野田司令、小林伸光、松浦、笹本、鹿野、あさり、江藤、牧野研の船渡嬢ら。風洞は昭和36年に建造されたもので、操作盤はデジタルのデの字もなく、真空管入り。唯一のパソコンはPC-9801VM。
 午後、東大本郷の牧野研究室へ移動。ゴードンベル賞に向けてフル稼働中のGRAPEは迫力満点。スチールラックに雑誌を絶縁材にして基板や電源を並べることを「マキノする」、その状態を「マキノな」と言うが、その御本尊を目の当たりにすると「マッドな」がふさわしい気もした。室内はクーラーの冷気とコンピュータの熱気が入り乱れていて、シュリーレン写真を撮りたくなる。喫茶店に移動して悪巧みしたり。
 解散後、夕方から堺三保氏&某社の人と打ち合わせ。大変興味深い話を聞いた。

 26日は秋葉原を駆け足で買い物してまわった後、幕張の『世界最大の恐竜博』へ。メンバーは小林伸光、金子隆一、細江氏。タダ券+金子隆一氏の解説つきという日本一恵まれたツアーになる。疲労が出て休憩してばかりしたものの、展示は素晴らしかった。目玉のセイスモサウルス(全長35m)ほか、大型の竜脚類が群れで移動しているかのようなディスプレイは圧巻。近年注目されている羽毛恐竜の化石も一式揃っている。
 解散後、夕方から堺氏&別の某社の人と打ち合わせ。会食の後、堺邸に泊まる。以前とうって変わった広壮なマンションながら、すでにどの部屋も各種記録媒体で埋まり、数カ所にゴミのコロニーが成長しつつあった。その先には持続不可能なディストピアしかないと思えたので、主に自分への気休めとして、流し台に堆積するカビの生えた食器類を洗う。

 27日は西葛西駅前の喫茶店で堺、さいとうよしこ、トキオ社長と朝食を取った後、宇宙研の一般公開へ。毎度ながら文化祭のようで、どこを観ても面白い。質問すると熱心にわかりやすく説明してくれる。第五会場で惑星科学系の秋山・矢野氏と会う。クイズに正答すると四種の探査機ペーパークラフトのうち2種がもらえるコーナーがあったので、秋山氏の協力を得てコンプリートする。大気球のコーナーでは気嚢に使う薄膜の切れ端がもらえて嬉しかった。そのほかソーラーセイルの薄膜など、模型飛行機に使ってみたい素材がごろごろしている。恒例のレールガン実演では子供が泣き出して微笑ましい。あれでも本番の10%くらいのパワーに抑えているはず。
 17時、町田の居酒屋に移動してSACの例会というか宴会。メンバーは松浦、大喜戸、笹本、高橋、小林、細江。途中から矢野氏、IHIの北澤氏が加わる。22時前に抜けて池袋に移動し、高速バスに乗る。

『ウロボロスの波動』(林譲治、早川Jコレクション)
 発売となりました。帯の推薦文を書く名誉に預かりました。
「宇宙に進出した人間・機械・社会――そして、その先にあるものを知りたければ、この本にすべてがある」
 って、読点が二つもあるのがいまいちかなあ……。

SACニュース
 ようやく「午後の部」レポートが載りましたので。m(_ _)m

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かまや 困ったはなし 2002年07月29日(月)01時17分46秒

これは酷い話ですよね?

米、ロケット部品の対日輸出差し止め 協定改定求め
>米国が改定を求めているのは、69年に締結された「日米宇宙開発協力に
>関する交換公文」。当時、日本が進めていた小型のQロケットやNロケットの
>開発にあたり、米国から導入した技術や部品を、軍事利用しないことや米国の
>許可なく第三国に移転しないことを定めている。今回米国は、これら旧式
>ロケットの公文上の記載を、現在日本が持っている大型の「H2A」や中型の
>「M5」に書き改めるように求めている。

原型のH2が全国産だから不可能じゃないと思うけどロケットの打ち上げ計画が・・・・。
逆に言うとアメリカ製部品を使わなければ軍事利用も可能って事かな。
でもアメリカが調子に乗って、改定しないとスパロー売らないぞとか
PAC-3を売らないぞとか、スタンダードも売らないぞとかになるとやだな。

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荒川@Club-HUAA Re: Tyrellはタイレルって読むんだぁ 2002年07月28日(日)13時53分08秒

本当にいつから「ティレル」なんて呼ぶようになったんですかねぇ。
BMWも昔は「ベーエムヴェー」だったような気が。
車はよう分からんです。(車に限らずメカ全般が苦手)

>でも、北にベニヤ模型があれば、南にはオリオン模型があったじゃないですか。
>あそこの店員さんがでっかいラジコンヘリを飛ばしていたのを覚えています。

そうそうオリオン模型。まだあんのかな。
子供のころはラジコンはエンジンで動かすものだと思っていたので,電動モータ駆動のラジコン車を見た時は「ボクにも買える(または作れる)かも」と思ったものでした。(エンジン付きのものといえば稲刈り機は動かしたことがあります (^^;))
今はデジQで充分楽しいですが。

>湖南中はセーラー服だし、女子高も女子短大も南に

おほほ。私はブレザー派なのでミッションスクールのおねいさんに憧れていました。湖南中は私の母校ですが,女の子の制服は... 第一「みどりむし」だったし。
移転前の女子短大は小学生の頃は文字通り「ホームグラウンド」でした。セミの脱皮の観察もしたし,クワガタやカブトムシも獲ってました。もちろん草野球やラジオ体操も短大敷地内。おぉ「ぼくの夏休み」してたんだなぁ。ロケットの研究をしているお兄さんはいませんでしたが。

って,人様のところで何を書いてるんだか。失礼しました。

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野田篤司 爆発系少年とスホーイ27 2002年07月28日(日)07時35分47秒

>爆発系少年
前に、硝酸カリウムが一般薬局で買えなくなっていることを書きましたが、これって、「子供に危ないからナイフを渡さない」と同じ事じゃないかと常々思っていました。
また、大平さんの話を聞いた時、理科系少年が教科書とかカリキュラムを超えた内容に入ると、大人から評価されないどころか、危険人物と言う烙印を押される現状の教育システムにも問題を感じます。それが如何にサイエンス的に素晴らしい実験であっても周りの大人から評価されない状況です。
「ゆりかもめ」の少年はともかく、少年時代の大平さんは学会論文発表級の実験を中学生時代にやっていたようですが、周りの大人は誰も、それを理解できない状況だったようです。それでも昔は、こう言う爆発系少年に評価を与える一方、危険を避け、倫理性を教える大人が居たの筈ですが・・・

ナイフを使っていないと怪我した時の痛みが判らないように、科学の実験をしない人には科学の倫理性の問題の本質など判らない筈なのですが・・・・

今回の問題も、「こう言った危険な物を子供達に渡さないように規制しよう」と言う短絡的な解決法、引いては日本の科学の将来を背負う少年達の興味をスポイルする方向になるような気がします。

>スホーイ27
ウクライナの航空ショーで、スホーイ27が墜落して大変な事になっていますね。
コブラに失敗したんでしょうか??

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秋山演亮 ISASで発見 2002年07月27日(土)20時42分16秒

ゆりかもめの件、私もそんな風に思いました。
道を間違えなければどう成長していたか。。。。



さて、本日はISASの一般公開でした。
野尻さんほか、真っ黒に日焼けしたみなさんを発見。
飲み会にも参加したかったのですが、車だったのと一般公開の日は、駐車場関連がちとややこしくて時間が合わせられなかったので参加できませんでした。スミマセン。
また誘ってください。

野尻さんと”太陽系クイズ”の答えを一緒に探して歩いたのが一番楽しかったですね(*^_^*)
しかし、2カ所も野尻さんに教えてもらっている僕って・・・・;


楽しいひとときをどうもありがとうございます。>みなさま

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みたて 「ゆりかもめ」爆破事件 2002年07月27日(土)17時22分14秒
URL: http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3245/index.html

朝日新聞(asahi.com)より引用
>男子生徒は理科部に所属し、ロケットに強い関心を持ち
>雑誌やインターネットで情報を集めては研究してい たという。
> 母親は警視庁の事情聴取に「息子は普段から爆弾に強い興味をもっていて、
>『寝ている間に爆弾に関するニュ ースが流れたら起こしてくれ』
>と頼まれていた」と話しているという。
>ある級友は男子生徒について「家で作った爆発物を持ってよく登校し、
>昼休みに河原で爆発させていた。それ を見に同級生が何人も集まった」
>と話した。瓶の中に薬品を入れて破裂させる仕組みで、
>台所用タイマーも以前 から使っていた。(12:46)
惜しい人材を…
ぎりぎりやってもいいこと(自分で責任を取れる)
といけないことの境界を実行力養成の前に
学べなかったのが残念…

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モりやま Tyrellはタイレルって読むんだぁ 2002年07月26日(金)23時56分07秒

理由:田宮のP34の箱と説明書にそう書いてあるから(^^;

to:荒川さん
>でも橋を越えて北側にいくのは子供にとっては大変なことだった
北の子供にとっても南に行くのは大変でした。
まだ大橋と新大橋しかなかったころ、自転車で橋を越えるのは大冒険でした。

でも、北にベニヤ模型があれば、南にはオリオン模型があったじゃないですか。
あそこの店員さんがでっかいラジコンヘリを飛ばしていたのを覚えています。
それに、映画館はあるし、TTLは南まで買いにいってたし、湖南中はセーラー服だし、女子高も女子短大も南に……ハァハァ
…失礼しました(^^;

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アルビレオ 2002年07月26日(金)00時01分36秒

>> ならばエンジンの問題さえどうにかなれば有翼機で空力限界高度以上飛ぶ事の出来る回廊になるんではないか

> 常に翼の下面にだけ、大気が存在するようにすれば……。

それは燃焼ガスの反動で飛んでるだけでは…

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 回転式はばたき機 2002年07月25日(木)13時02分05秒

はばたき機っておもしろいですねー。
ところで、普通「はばたき」てのは往復運動だけど、回転でも同じ動きができますね。
羽根の中心位置を一回転させる間に、羽根の面を半回転させれば、羽根の表と裏を交互に使う「はばたき」になります。
そんなの誰か作ってないのかな?

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林 譲治 それならば 2002年07月25日(木)01時32分39秒

|ならばエンジンの問題さえどうにかなれば有翼機で空力限界高度以上飛ぶ事の出来る回廊になるんではないか

 常に翼の下面にだけ、大気が存在するようにすれば……。

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神雅紀 くだらないことを考えた 2002年07月25日(木)00時42分57秒

 あまりの暑さにしょうもない事を考えました
ロケットの残す燃焼ガスの「雲」というのはおおよそ細かい水滴か氷の粒である
そうするとその内部の大気密度は濃い
大気密度が濃いと揚力が大きく発生する
 ならばエンジンの問題さえどうにかなれば有翼機で空力限界高度以上飛ぶ事の出来る回廊になるんではないか
 そんな訳ないですよね(^^)

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野尻抱介 明日から上京 2002年07月24日(水)22時08分57秒

 明日から土曜まで上京しています。帰還は日曜早朝の予定です。

>はばたき機
 島根で野田司令に話していたページを紹介します。ここにRobofalconという大型オーニソプターのムービー。日本での制作例はこちらとか、
 カラス型HLGなど。

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かまや MHI技報 2002年07月24日(水)15時38分07秒

三菱重工技の航空宇宙特集にNALのSSTの実験機の論文が載ってました
三菱重工技報 Vol.39 No.1
の小型超音速ロケット実験機の開発 (PDF:107kB)の所です
この論文の「2.1空力設計」の
「超音速自然層流翼の空力設計は,NALの開発したCFD逆解法によって行われた.
逆解法とは目標の圧力分布を設定し,これを実現する形状を計算により求める手法である.」
ってのが興味をそそります。

同じ特集号にある「自己修復飛行制御システムの研究 (PDF:39kB)」には
例のFI-Xの(様な)風洞模型の解説が載っており、
「動的風試模型は自前のエンジンを搭載していないため,模型背面に取り付け
られたホースを通して外部から高圧空気を模型内部のチャンバに取り込み,
模型後部のノズルから吹き出すことで風洞からの抗力に打ち勝つための推力を
生み出している.」とベクタースラストのエミュレートも兼ねてる様です。

FS-Xは
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/9679/JASDF/F-SX.html
ここを見るとステルス化されてない以外はFI-Xとコンセプトが同じみたいですね。

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 牛刀 2002年07月24日(水)13時07分04秒

>星間物質と宇宙船のシミュレーション
単に陽子線が照射されたときの変化を計算するだけだから、一次元で透過率とイオン反跳や置換,核反応による変成,発熱をシミュレーションすれば良い。
もっとも、壁が融けたりすると流体計算になるけど。

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林 譲治 たとえばGRAPEで…… 2002年07月23日(火)16時28分42秒

 飛行機のシミュレーションとは大幅にずれてしまうかも知れませんが、宇宙空間でほぼ光速に等しい宇宙船が前進している時に、星間物質と宇宙船の表面がどのように反応するか? というようなシミュレーションも可能なんでしょうか?

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野田篤司 まるごとシミュレーション 2002年07月23日(火)06時04分26秒

>野田司令はアヴァンギャルドな機体全体をテストしたいようです。
アヴァンギャルド(前衛的)と言うよりは、革新的とか先進的とかエポックメーキングなとかにしたいのですが・・・・

それはともかく、私の目的は、模型飛行機そのもののダイナミックなシミュレーションを、機体設計自体に反映させたいと言うものです。

機体設計に反映させると言っても、大きく2つの方法があって、
(1) 機体のパラメータを変化させて、設計を最適化させる
 (例:主翼・尾翼の面積比を変えて、もっとも安定する組み合わせを自動探査)
(2) ダイナミックな運動を積極的に利用する飛行機を設計する
 (例:鷹のように、腕に止まる)
でしょう。
この(2)の方が、野尻さんにアヴァンギャルドと呼ばれているような・・

まあ、(1)でも(2)でも、このために流体力学を含めた模型飛行機の「まるごとシミュレーション」をやりたいわけです。

元々、飛行機の設計とかシミュレーションでは、マーキュリーさんの言うように流体シミュレーションや風洞実験で Cd,CLCmなどの係数を求め、これを使って運動方程式からシミュレーションするものでした。
でも、二次元シミュレーションで翼型から求めたCd,CLCmなどの係数や風洞実験で求めた係数は、静的なものであって、動的なものではないでしょう。
前縁剥離などでは、前縁剥離が起きた瞬間の過渡的なモーメントが重要と思うのですが、こう言ったものが平均化されて居るような気がします。
だから、それら全てをまとめてシミュレーションしたいのです。

これを模型飛行機でやりたい理由は、シミュレーションの効果を実機で確認したいからです。まさか、超音速機のアバンギャルドな設計をしたって、実際に作って飛ばすわけには行きませんから・・・

マーキュリーさん>
とは言え、私が流体力学の初歩から勉強する必要が有るのは事実ですので、神保町に行く時、ご紹介された「流れの数値計算と可視化 Tecplotで視る流体力学」や「加藤寛一郎著 航空機力学入門」を探すようにします。
情報有難うございました。

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アルビレオ 「ふわふわの泉」感想 2002年07月22日(月)23時22分01秒

今さらという気もしますが、こちらはつい先日読み終えたところなので…過去ログ全部には目を通していないので話題が重複しているところがあるかもしれません。

タイトルがなんとなく不自然に感じられたのですが、霧子が質問に答えるシーンで気がついてニヤリ。と思ったらあとがきでばらしてますね。
おおざっぱな展開も似ている部分が多いですが、悲しいかなクラーク作品の欠点?である「人間よりシステムが主役」と感じられるところまで…
序盤の「マッド化学者泉ちゃん」が気に入ってしまっただけに残念です。中盤以降も泉ちゃんの個性をを出そうとしているようには感じられますが、最大の個性である「化学」がそれほど関わっていないだけにもったいないです。
ふわふわがあまりにも安定した組成であるために化学的には面白味のないネタなので難しいでしょうね。
せめて最後だけでも化学ネタで締めて欲しかった気がしますが、贅沢いってすみません。

あともうひとつ、空中生活者を出してくるなら落雷の問題には触れて欲しかったです。
ふわふわは炭素が主体なので導電性は十分にあるでしょうが、空中に浮かんでいる以上は帯電の危険性は避けられないと思うので。逆に周囲との電位差を利用して電力を手に入れることができるかもしれませんね。

なんだか文句ばかり書いてしまいましたが、作品自体は非常に好きになりました。
誰でもできそうな実験から人類最大級の建造物へたどり着くスケールの飛躍は圧巻です。(ネタバレ?)

今後も楽しい作品を期待しております。

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野尻抱介 2002年07月21日(日)20時09分44秒

>XMG1
 朝から晴天の本日午前10時、初めて本格的なサーマルをゲットしました。高度100mくらいでエンジンが止まり、そのまま旋回させていたらどんどん高度が上がっていって、200mを越えても上昇が続きました。怖くなって降ろしましたが、あのまま放置していたら上空の積雲の頂にまで行ったんじゃないかと思うほど。
 実機のグライダーで高度3万mをめざす計画がありますが、一見非力なグライダーがひとたびサーマルをつかむと、普通のエンジン機を凌駕する飛びっぷりを見せるのはちょっと快感。積乱雲に突入して内部の様子を撮影したらすごいかも、とか思ってしまった。
 高度に余裕があったのでダイブ・宙返りなどさせてみましたが、空中分解はしませんでした。ということはもっと薄く作ってもいいということか。

 高度は、伸ばした腕の親指の爪をものさしにして見当をつけています。目からちょうど50cmなので、スパン1mの主翼が5mmに見えたら100m。
 200m離れると2.5mmだから、姿勢がわかりにくくなります。今度は双眼鏡を用意しようと思いました。あと、10分も20分も空を見上げているのは疲れるので、リクライニングできる椅子も欲しいです。

 パワー不足かと思われたTeeDee.010エンジンですが、毎回70〜100mくらい上昇できるので、サーマルハントには充分だとわかりました。なにしろ世界最小のエンジンなので、重さは15gしかないし、プロペラも小さいので滑空の邪魔にならない。実はパワー不足を理由にTeeDee.051あたりに換装してエンジン道楽しようかと思っていたのですが、そうする理由がなくなってしまいました(^^;。

>まるごとシミュレーション
 まあ各人、好きなことを言っているわけで。
 さしあたって私は翼型の異なる主翼をとっかえひっかえしてみたい、くらいなんですが、野田司令はアヴァンギャルドな機体全体をテストしたいようです。
 究極的には、シリコン風洞といわず、ヴァーチャル平城宮公園とかヴァーチャル・グリーンパークとかヴァーチャル大宮たんぼになりましょうか。

 「返り」の論文はまきのさんの解説で大体わかったような。
 前縁から剥離した流れがちょっと後ろで再付着する、というのは面白いですね。エアロスパイクエンジンみたいだ。いや全然違うか。
 TAMA翼型は、松浦さんも書いていましたが、昔ラジコン技術で議論になっていたのをおぼろげに覚えています。こんなところに未解決問題が転がっていたとは面白いです。
 未解決といえば、グライダーでは不可能ではと言われているダイナミック・ソアリングも気になるところ。これは高度によって流速が異なる環境からエネルギーを取り出そうというもの。テザー衛星みたいに高度の異なる二機をテザーで結ぶというのもありかな、と思ったり。

|境界層遷移領域における渦法による直接乱流計算とその連成シミュレーションへの応用

|とかいうタイトルにすればまともな研究みたいでしょ?

 東大生の研究にまぎれこんでカプセルの風洞実験する人とか、ホラーのふりしてハードSFを書く人とか、皆さん、したたかにやってますわなあ……。

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かまや 日本の次期要撃戦闘機 2002年07月20日(土)23時43分03秒

TRDIのサイトにあった謎の風洞模型を3Dモデリングしてみました
http://popunika.tripod.com/

モデリングした結果(→その1)比較的Jane'sで紹介されていたFI-Xと同じフォルムの様です。
共通点は、小型(全長は14m以下)、双発、垂直尾翼二枚、カナード有り、水平尾翼無し、昇降舵有り。
私はFSXの国産型がどういうものだったのか知らないのですが、似たようなコンセプトなんでしょうか?。
それと不可解なのはJane'sの想像図でも風洞模型でも、エンジンがとても小さい事です。
予想されるサイズは直径70cm!。
http://village.infoweb.ne.jp/‾yoshiaki/air/hyakuri99/engine.htm
載せられるとするとT-4に載ってるF3かXF5ぐらいでしょうか。

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まきの まるごとシミュレーション 2002年07月20日(土)14時47分17秒

ええと、その、野望としては、いわゆるその連成シミュレーションというやつをするのが究極の目標ということになります。つまり、模型飛行機の回りの流体と、模型飛行機の3次元的な運動をカップルさせて同時に解きたいという話です。

たかが模型飛行機にそんな大袈裟な道具を持ち出す意味があるのかという意見はもちろんありえるわけですが、計算工学的な話としては連成シミュレーションというのは現在最先端の分野で、対象がなんであれ実際にそういう計算をしてみるのは割合重要なことです。「模型飛行機の3次元計算」ではあれですが、例えば

境界層遷移領域における渦法による直接乱流計算とその連成シミュレーションへの応用
とかいうタイトルにすればまともな研究みたいでしょ?

>返りの謎
面白い論文ですね。著者は紙飛行機をやる方のようで、かなり具体的な議論がされています。この論文の解析でキイになっているのが「前縁剥離」というやつです。翼に正の迎角を与えた時に、通常の翼型では前縁の下側少し後ろによどみ点が発生して流れが上に回り込むのですが、平板や TAMA 系のように前縁が尖った断面では前縁を回り込めないので剥離し、そこで境界層が乱流化してちょっと後ろで再付着するんだそうです。

で、前縁剥離があることによって大迎角で強い頭下げモーメントが発生するので、機体が実質的に bistable になる、つまり前縁剥離がある大迎角でゆっくり飛ぶのと前縁剥離がない小迎角で高速飛行するのの 2 つの解が現れるというのが著者の主張です。で、レイノルズ数変化とかはあまり重要ではないと。

HLG 実作者としての私の経験からはこの理論はちょっと違うような気もしますが、それはそれとして問題は前縁剥離で、通常の翼理論ではこれは扱えないんです。理由は簡単で、普通の翼理論では剥離しない流れが後縁まで続くというのが基本的な前提だからです。この前提により、境界層の外側ではポテンシャル流れとして扱っていいということになり、パネル法とかで解析できるようになるわけです。で、剥離はともかく再付着を扱うには剥離泡の中の乱流状態を解かないといけないので、2次元計算でいいかどうかよくわからない。

というわけで、単にTAMA 系の翼断面の解析をするだけでも実は結構大掛りな道具立てがいるようです。

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マーキュリー 2002年07月19日(金)21時39分16秒

まきのさん
>非圧縮というのはその通りです。渦法はそもそもパネル法に毛(というか渦ですが)が生
>えたようなものなので。あ、それで、文献ですが、「離散渦法」で google で捜すと結構大
>量にでてきます。例えばこれではかなり最近の成果まで解説されてます。

ありがとうございます。
#離散渦法のページってこんなに有ったんですねぇ。

野尻抱介
> 模型飛行機をまるごとシミュレーションできるなら、垂直上昇したハンドランチグライダ
>ーがぱたっと水平飛行に入る、“返り”の謎も究明できるんでしょうか。こちらにNALの人
>が書いた論文があるのですが、難しくてよくわかりません。

先日の3次元流体シミュレーションって
模型飛行機の運動シミュレーションのことを
するためのデータを計算するのが目的ではなくて
運動シミュレーションそのものがしたかったんですね。

だとしたら、ナビエストークス方程式の参考図書は不適格です。

例えば
 加藤寛一郎著 航空機力学入門
 東京大学出版会
などをおすすめすべきでした。

運動シミュレーションの手順としては
 1)Cd,CLCmなどの操縦微係数を求める。
 2)運動方程式をプログラムする。
 3)シミュレーションする。
  運動方程式を解くのに1)の値が必要です。

マイクロソフトを初めとするフライトシミュレータって
2,3を行っているので、1)の操縦微係数さえ何とかなれば
シミュレーションはお手軽にできるハズ。
そのためにGRAPEでNS方程式を解いて
微係数を手に入れたかったのかと思っていました。


失礼しました。
#よく読むべきでした。

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野尻抱介 リンク切れ 2002年07月19日(金)19時34分48秒

 書き忘れましたが、ふわふわ表紙へのリンク切れは直しておきました。

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野尻抱介 2002年07月19日(金)18時05分16秒

>超音速風洞実験
 某所でシュリーレン写真を見せてもらいましたが、なかなか見事に撮れていました。
 すかっとニュートン流になるのはマッハ4あたりからだそうで、今回のマッハ2くらいの領域はいろいろ面白そうなよどみ?が出来ていますね。

 まきのさんに声をかけて天体物理学と計算機科学の発展を一時的に停めた極悪人は私です(^^;。忙しいところ、顔を出していただいてありがとうございました。
 模型飛行機をまるごとシミュレーションできるなら、垂直上昇したハンドランチグライダーがぱたっと水平飛行に入る、“返り”の謎も究明できるんでしょうか。こちらにNALの人が書いた論文があるのですが、難しくてよくわかりません。

>中年模型飛行機クラブ
 はい! と挙手しておきます。みんなで大人の智恵を出し合って、飛行少年時代に実現できなかった計画をやり遂げましょう。
 私の場合、手を動かすのとギャラクシーエンジェルを観賞するのが煮詰まり解消にすごく効くみたいですし(^^)。

>山陰の鉱物
 ナイスフォローでした>びんた切れの水晶さん&荒川さん。
 そういえば、土産物屋に碧玉が並んでいたような。現地入りしたら、まず博物館と土産物屋はチェックすべし、ということですね。
 島後は一度行ってみたいです。

>飛浩隆さん
 ゆ〜こんでは同じ企画のメンバー以外となかなか会えませんでしたが、飛さんには挨拶しておかねばと思って、閉会式が終わった直後、舞台ソデに行ったんでした。
 シリアスな雰囲気の人かと思っていたのですが、閉会式の司会は軽妙かつユーモラスで驚きました。落研出身だったんですね。
 文章の件ですが、「文体」という言葉を、単なる文章の形というより、もっと広い意味で使われていたのですね。以前、菊池さんが「サイバーパンクは文体の問題」と言っていましたが、そういうレベルの話のようで。
 私の文体は「野尻工法」(C)冬樹蛉、かな。作り方を書いていくのが私のスタイル、作り方は不明だけど、とにかく在るものをいぢるのが小林泰三スタイル。

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まるぺ 「ロケットの夏」  2002年07月19日(金)17時38分18秒

 ロケットに関する、Fictionが最近おおくなっているような。
 いわゆるエロゲー(成年向きゲーム)で「宇宙に関心が薄くなった遠未来、ロケットをつくり
レースに参加する若者達」を描いたゲームが出るみたいです。
http://www.getchu.com/soft/10149.html
「ロケットの夏」 TerraLunar

今週は架空戦記で「蒼空の光芒」陰山琢磨(ワニノベルス)が面白かったです。

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鈴木 順 ナツノろけっと?(追加) 2002年07月19日(金)12時52分06秒

メーカーの担当者からメールをもらいましたので、お知らせしておきます。

(以下引用)
**********************************
(前略)

そしてこのゲームの中に中学生の「洋」なる登場人物がおりまして、
彼は手作りのロケットを飛ばすことを趣味としている少年です。
当時なぜか周りにひとりくらいは必ず、そういった科学的なことに強く興味を
持っている少年がいた、と言う作者の思いがこの登場人物を生んだのでしょう。
この少年と主人公「ボクくん」は出会い、ちょっとした恋の話やロケットの話をし
ていく中で 年上の少年への憧れ、尊敬、を通して大人になっていく「ボクくん」の姿が描かれています。

(後略)

***********************************

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野田篤司 Re 野田司令の隠された使命は何か 2002年07月19日(金)05時46分03秒

別に、隠すほどのことをやったわけじゃないのですが、ただ、基本的に仕事上の事はネット上に書き込まないのが習い性になっているだけです。

今回やったことは、いずれ、筑波宇宙センター・技術研究本部の公開ホームページに報告するつもりです。だから、極秘事項でも何でも無いのです。
私が口火を切っておかないと、まきのさんも書きたいことが書けないかもしれませんので、白状しましょう。

カプセル型の超音速風洞実験です。
昨日、やったのは、アポロ宇宙船の1/60のモデルの、マッハ2で風洞実験しました。今回の実験は、主体は東大で、私たちは野次馬的に見に行っただけですが・・・

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まきの 2002年07月19日(金)01時47分21秒

>まきのさんと会いました
なんだか著しく瑣末なことだけが報告されているような、、、野田司令の隠された使命は何か?みたいな。

>ポテンシャル計算

非圧縮というのはその通りです。渦法はそもそもパネル法に毛(というか渦ですが)が生えたようなものなので。あ、それで、文献ですが、「離散渦法」で google で捜すと結構大量にでてきます。例えばこれではかなり最近の成果まで解説されてます。

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西澤 隆 思わぬ逆二乗 2002年07月19日(金)00時32分22秒

解説ありがとうございました>まきのさん。

>渦の相互作用が逆二乗に比例する
面白いですね。どういう理屈なのか知りたいと思って検索してみましたが、いまひとつヒットしません。やはりちゃんと探して本を読むべきか。
ただ(まきのさんのおっしゃる通り)渦度は流速場のポワソン方程式の右辺になるそうなので、そのあたりに由来するのかな。
# してみると2次元では1/rでしょうか。

>倹約を旨とする大自然
「渦度」で検索したところ、以前にゆで卵の話題で出たぼぼるパパの日々の研究がひっかかりました。こちらは渦度ポテンシャルの保存則に着想を得て、卵が立つ原理を解明した話でしたね。
# 情けないことにすっかり忘れてたですが。

余禄でこんなのも見つけました。うーむ面白い。離陸から着陸までシミュレートできたらここの絵が検証できるのですね:)。

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笠井正智 喜んでもらえて 2002年07月18日(木)23時50分34秒
URL: http://www1.odn.oe.jp/‾draken

野田司令には喜んでもらえて何よりです。
トサカのカメラ・・・確かにそうですが、どちらかと言えば相方のほうがトサカです。彼は学生時代はトサカ並に髪を伸ばしていたので、そのまんまでした。勿論、私の立場はあーるです。
写真は、他にも色々と撮影しているので、SACの部屋での写真や野尻先生の星雲賞受賞の時の写真などもあります。
今こうやって見なおすと、本当に野尻先生のノーマッドシャツがお似合いで(笑)もしよろしければお送りいたします。

ちなみに、松江では親戚が原発の所長をやっていたという事実が・・・

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飛浩隆 島根県から 2002年07月18日(木)20時01分31秒

「ゆ〜こん」にお越しいただいた皆様、島根県はお楽しみいただけたでしょうか。クロージングでは拙い司会で失礼しました。松江在住のSF作家(リハビリ続行)、飛浩隆です。

馴染みのある店の名前が次々出てきたりしておりますね。また当地にご縁のある方が結構いらっしゃるので驚いております。

>荒川@Club-HUAA さま
そう、なんか今年はそんな感じであります。さらに出雲市では「子供科学館」が7月20日にオープン。記念講演は野依良治氏、そうして有馬朗人氏の「実験ショー」(…って)があるほかロボット関係などなどいろいろ。
http://www.izumo.ed.jp/kagaku/index.html

松江では抹茶&和菓子を日常フツーに喫っしてますもんね。この点は好きです。

>はめせん さま
バッコン、なつかしいですね。眉村卓氏のりりしい詰め襟の学生服姿は、いまも山陰SFファンの心にかがやく宝石です(はあと)。

>野尻抱介 さま
星雲賞受賞おめでとうございました。ろくにご挨拶もできずたいへん失礼しました。恐縮しきりでおります。
文章の件、本来は私信(ファンレター)でお伝えすることだったかもしれませんが、ほかの方の論評される気配がなかったのであえてポストしました。
飛はいかなるハードSFもただの文芸としてしか読みません。『太陽の簒奪者』はなによりもその文体に(すなわち文体をプロットするその思考の運動に)魅了されたと、あらためて申し上げます。

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野田篤司 今日は東大に行って、 2002年07月18日(木)19時44分25秒

まきのさんと会いました。
(この掲示板では、『先生』は使わないんじゃなかったっけ?)

食事しながら、「模型飛行機の空力シミュレーションするなら、部分部分じゃなくて、丸ごとやりたい・」と言うところで、思わず、意見が合ってしまいました・・・

やっぱり、中年模型飛行機クラブ、やりましょうよう!!!

>椎茸栽培日記
暗黒星雲賞の受賞の写真が、玩具デジカメで撮ったものを入れていたら、余りに画像が悪かったのですが、笠井正智さんに F-3 で撮った写真を送ってもらったので、差し替えました。
(さすがトサカのカメラ、MD-4付き・・ってモードラは写りに関係無いか)

笠井正智さん、どうも有り難うございます。

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荒川@Club-HUAA 今じゃ松江も... 2002年07月18日(木)16時25分38秒

SF大会ですか。そんなものをやってたんですね。確か5月末にはISTSが開催されていたし,今年はその手のイベントが多いのでしょうか>松江
ISTSではトークショウとかあって是非帰省したかったんですけど,土日も休みなしで働かせやがるし,今回のユーザ。

ベニヤ模型は私も子供のころよく行きました。でも橋を越えて北側にいくのは子供にとっては大変なことだったのと (今は洪積台地をぶち抜いて作ったバイパスがあるので子供でも楽勝ですが),プラモデル1つ100円とかの時代にあの店の品揃えは見るだけで手が出せない夢の空間でした。(小学生の頃,お年玉で3,500円のティレルの6輪車を買って親に物凄く怒られた覚えがあります。多分小学生時代最高額の買い物)

松江の橋南から玉湯町にかけての地層は地元では「布志名 (ふじな) 層」と呼ばれています。洪積世 (今はこういう言い方はしないそうですが中学時代はそう習いました) の古い地層で,まるで潮干狩りのような感覚で化石やらがバンバンとれます。(いまはアスファルトやコンクリートで固められているので無理ですが) この布志名層は宍道湖をくぐって島根半島まで続いているそうです。瑪瑙は私らの近所ではごくありふれた (ちょっと奇麗というだけの) 普通の石でした。須恵器の破片の方がよっぽど自慢になりました。

実家の裏山 (よく遊んだ) には弥生時代の勾玉工房があったそうで,火葬場なども備えたかなり大規模なものだったそうです。まぁその遺跡も今は潰されてバイパスになってますが。松江は遺跡をすぐ潰してしまうので考古学をやってる人からはよく非難されますが,「どこを掘っても必ず必ず遺跡にぶち当たる」土地柄では全ての遺跡を残しておいたのでは人間の住めるところがなくなってしまうのです。(遺跡発掘も一種の自然破壊ですからねぇ。なんせ山を丸ごと伐採して掘りあげるんですから)

出雲の観光コースでは宍道湖の北側沿いが面白いでしょうか。今年のゴールデンウィークに中海や宍道湖の生物を集めた「ゴビウス水族館」に行きましたが,みんな知ってる魚ばかりで懐かしくなってしまいました。ゴズにあれ程いろいろな種類があるとは知らなんだ。

松江では「書」が割と盛んです。私も子供のころやらされました。広島に引っ越して万年筆や書の専門店が非常に少ないのに逆に驚いたほどです。「書」と「華」と「茶」は松江では紳士の嗜みのひとつです。(そうそう広島市では家に茶器がない家が多いってのにも驚いたんだよなぁ,当時)

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秋山 演亮 NALの事故調査 2002年07月18日(木)10時08分18秒
URL: http://www.sacj.org/openbbs/

野尻様、星雲賞御受賞おめでとうございます。
ふわふわの泉は私もとても大好きな作品です。読後、野尻さんにファンレター書いちゃいましたから、思わず;;

さて、先日のちょっと情けなかった事故のあったNALの実験に関して、公開で事故調査委員会が開かれるようですね

残念ながら私は師匠と打ち合わせが入っているので行けないのですが、松浦さん他、ご出席されるのでしょうか?
宇宙作家クラブニュース掲示板を楽しみにしております。

(もちろん”「我が国のロケット開発の進め方ワークショップ」午後の要旨”も楽しみにしておりますし、それより何よりSpace Sereverのアーティクルも楽しみにしております)


追記;
私の師匠はラーメンちゃんぴょんにも輝いたことのある佐々木先生ですが、今朝、星になったとの噂が。
> 小惑星(5395)Shosasaki
ちょっとびっくりです。

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あさり 旅先での自転車 2002年07月18日(木)10時07分01秒

>市街地の探訪には自転車がいいので、いつかデッドストック漁りのサイクリングをやるかなあ?

 そういう用途の自転車には、輪行する時かさばらず、分解・組立てが楽なのは必須の条件ですが、それで走行性能まで満たしている自転車となると、なかなか見当たりません。

 先日松江へ輪行して、出雲まで走った経験から『小径車』で『分割』できて『スポーツ車』というイギリスの某メーカーの自転車を推薦しておきます。
 バラして小さく、(信号が少なかったせいで)時速30キロのアベレージで走れました。

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びんた切れの水晶 玉造温泉の玉は碧玉 2002年07月18日(木)04時17分16秒

 なんだか、ふられたようなので…

 玉造温泉の玉は、温泉の東側、玉造温泉の駅の南側にある花仙山周辺に出ます。中腹に林道があり、碧玉の脈が出ています。かなりえぐれていますが、いくらでも碧玉がとれました(調査時点は、20年前)。産地の性質からいって、今でも、大丈夫でしょう。瑪瑙の脈もあります。なお、山には入らない方がいいそうです。あちこち堀跡があり、落ちると危険だそうです。

 他に、仁摩には、鳴き砂の浜があります。天気のいい日にいくと、音を楽しめます。近くに、大森銀山があり、山を越えたところにある永久鉱山には、たくさんズリが残っています。

 隠岐の島後(どうごと読む)には、アルカリ玄武岩にオリビンノジュール(マントルのかけら)が沢山含まれているところがあります。また、片麻岩にパイロープを多く含みそうなピンクの石榴石がとれたり、黒曜石もとれます。黒曜石の採れるところの近くの石切場で、沸石もとれました。

 他にもいろいろありますが、これを書き出すと止まらない。

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野尻抱介 2002年07月18日(木)02時52分25秒

>ぼくの夏休みな山陰
 ベニヤ模型に限らず、もしかして日本海側の模型屋さんには夢のようなデッドストック品がごろごろしてるんだろうか、と思ってしまったことです。アオシマのドリル戦車とかマブチの水中モーター(それも青の)とか、タイガーロケッティとか、さらに遡ってソリッドモデルのキットとか。ああ妄想がとまらん。こういうのが好きな松浦さんもそうにちがいない。
 市街地の探訪には自転車がいいので、いつかデッドストック漁りのサイクリングをやるかなあ?

 特急やくもが山間部に入ったあたりは、杉の植林もあまり目立たず、「こりゃ昆虫が喜びそうだわい」と思いました。線路沿いの川ではアユ釣りをしていましたが、昆虫が豊富なら上流はマス類も期待できそう。
 松江市内から中海に流れる大橋川は水位が安定しているのか、護岸らしい護岸がなくて、ヨーロッパのチョークストリームみたいでした。汽水だから水辺は昆虫には不向きかと思っていましたが、チョウトンボがいたからにはオッケーなのかな。

 島根といえば鉱物も面白いのが出るのではなかったかなあ。オリビン系だったか……あ、玉造温泉というからには翡翠も出るのか?? 古代史あるところに鉱物あり。もっと調べてから行けばよかった。

>椎茸栽培
 石飛さんの話では、ときどき椎茸とちがうキノコも生えてくるそうです。
 よく観察しないと、きっと巧妙に椎茸に擬態していて、食べると菌糸が脳に達して無性に椎茸栽培を始めたくなって、さらに寄生が進むと無性にほだ木を人にプレゼントしたくなるんでしょう。

>ハイテクFF機
 ランチャーズの掲示板に写真が出ていましたが、ギヤつきのエンジンとか電子タイマーとか、国際級はとどまるところを知らない感じですね。ゴム動力機でも可変ピッチプロペラを備えているし。
 XMG1の主翼は伝統的なムサシノ方式で桁もバルサです。しかし翼厚は9%と、自分なりに努力してみました(^^;。この構造&翼厚でアスペクト比10を越す自信はありません。
 カーボンの桁を通せばいいのでしょうが、どうも私は一箇所の強い材料にもたれるより、同じ強度の部材で全体を組み上げるほうが好みです。ムサシノ方式はすべての部材がH型・I型の断面になるので、接着さえ完全ならかなり強靱なはず。

 今後、機体を改良するにあたっては、まず対気速度を測らないと始まらないらしい。小さな風車のついたモーターを機体に取り付け、その電圧をPICのA/Dコンバータに入力する方法を考えていましたが、島根で野田司令に相談したら、それより風車でフォトインタラプタを断続させて、それをFMワイヤレスマイクに入力して地上に送信したほうが簡単だろうと言われました。機上に置くものは最小限にして、断続音を録音してパソコンに入力して解析すればよい、と。さすが最適化の鬼。

>流体シミュレーション
 難しくてよくわかりませんが、意外なところで逆二乗が出てくるんですね。
 『2010年宇宙の旅』のしびれる一節を思い出しました。

「倹約を旨とする母なる自然は、およそ異なるスケールで同じ現象をくりかえす。コーヒーに注がれるミルクの渦巻、サイクロンの描く雲の流れ、そして星雲の渦状腕を見るがよい」

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管理者: 野尻抱介 <nojiri@alles.or.jp>
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